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同窓会主催のゼネラリスト研修を開催しました!

2015年5月27日

大阪医療福祉専門学校全学同窓会主催のゼネラリスト研修を開催いたしました :run:

:flair: ゼネラリスト研修とは・・・地域包括ケアシステムの中で必要とされていることや将来の起業を視野に入れ、マネジメント能力を研鑽する為の研修です。

今回は二名の講師をお招きし貴重なお話を聞かせていただきました :shine:

1演題目
「地域包括ケア構築に向けた国の施策動向と関係職種に期待される役割」
-多職種連携・協働の推進とマネジメント力の強化を中心に-
国立社会保障・人口問題研究所 社会保障基礎理論研究部 部長 川越 雅弘 先生

写真1 川越先生

国の施策を考える上でわが国が直面する課題や背景を認識し、計画を立てることが重要とのことでした。
人口問題では2025年に団塊の世代が85歳以上の後期高齢者となり、医療・介護費の高騰が危機的問題となります :sign01:

そこで地域包括ケアシステムを展開し、多職種が連携を図り高齢者を支援していく体制が重要になるとのことです :up:

リハビリテーション専門職には心身機能の向上に留まらず、ADL向上の為の活動や参加を向上させるための指導や助言をしていくためのリハビリテーションマネジメント能力が必要となることを力説されていました :sign01:

2演題目
「社会的課題の解決に向けた事業展開」
-訪問看護事業・障がい児通所支援事業・インターネットメディア事業の観点から-
株式会社ユニケア 代表取締役 新谷 竜也 先生

写真2 新谷先生

新谷先生は訪問看護ステーションや障がい児通所支援事業所、インターネットメディア事業を展開されています :shine:

常に利用者様やご家族様の課題となっているものが何なのかを考え、その方々の幸せの為に貢献することを強く訴えておられました。
また、そこを探求することにビジネスチャンスを見出すことが出来る可能性を提言され、聴講生も深く聞き入っていました :wink:

今後の学生教育においても各々の専門性を追求していくことは勿論ですが、地域包括ケアにおいてリハビリテーションマネジメントができる人材を輩出していくことと、利用者様や患者様、ご家族様に貢献できるように常にwin-winを考えていくことが重要であると思いました。

川越 雅弘先生、新谷 竜也先生、ご多忙の折、貴重なご講演を誠に有難うございました。

最後に同窓生全員で記念写真を撮りました :happy:

写真3 全体写真

同窓生の皆様、またお会いできることを楽しみにしております :wink:

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