老人ホーム・介護施設で体操のボランティアを実施しました! vol.2
2016年10月5日
本校では地域貢献の一環として、地域の老人会をはじめ介護老人保健施設や有料老人ホームを訪問して「介護予防教室」を開催しています
前回の活動記録はコチラ
本日は高齢者向け介護ホームである八尾市の施設の利用者様を対象に全身運動や嚥下体操をおこないました。
本日のメンバーは理学療法士学科の河野学科長と新谷先生、高田先生、夜間部1年生の有志学生です :D
本施設では、介護が必要になった高齢者の方が介護サービスや訪問リハビリなどの医療サービスを受けながら生活されており、個室以外にも利用者様共同の食堂やサロンを利用されています。
本日の介護予防教室では「全身をたくさん動かすこと」に重点を置いた体操を取り入れました。
まずは新谷先生による全身運動です
姿勢や呼吸を良好にするため、首を回したり、身体をねじったり、伸ばしたり、肩甲骨を動たり、とにかく身体を動かします
利用者様と一緒に「365歩のマーチ」を歌いながら全身運動として足踏みをしました。
「しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね~ 」と皆さん楽しそうに歌っていただきました。
歌いながらの足踏みは頭の体操にもなります。
最後は両手も使ってポーズです
続いて河野先生による嚥下体操です。
介護が必要な高齢者の中には、口腔周囲の筋力低下や嚥下機能の衰退により食事の際に誤嚥してしまう事故も多く、非常に危険です
舌や頬など口まわりの筋肉を動かすことで、飲み込みをスムーズに行う訓練です
頬を膨らませたり、しぼませたりする顔体操では、学生がモデルをしてくれました!
分かりやすい!
「あいうべぇ~」体操では、「あ」「い」「う」を言った後に「べぇ~」と思いっきり舌を出します
出したカードの数字を見て手足を上げるゲームをしました
「1」を出したら右手、「2」を出したら右足、「3」を出したら左手、「4」を出したら左足を上げます。
2枚カードを出されるとなかなか難しく、間違えながらも楽しく参加していただきました
間違えてもOK!頭を使って参加することが大切です!
地域の老人会や有料老人ホーム、介護老人保健施設など、高齢者の生活の状況や介護の重度によって介護予防体操の目的や種類は異なります。
今後も様々な状況の高齢者の皆様に理学療法士として提供できる最善の介護予防教室を開催し、高齢者の皆様が地域でイキイキと暮らしていけるサポートができるよう地域貢献を続けていきます
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