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視能訓練士学科3年制 視覚障がい者の方と座談会を実施しました!

2017年4月26日

視覚障がいに関して理解を深めるため、2年生と視覚障がい者の方との座談会を実施しました :sign01:

写真①

今回お越しいただいたのは、大阪の長居公園を拠点にブラインド(視覚障がい者)ランナー・ウォーカーとの伴走や伴歩練習会を開催されている「長居わーわーず」に所属している5名です :shine:

新大阪駅から学校までの案内も、学生が担当しました :good:
さすが視覚障がい者ガイドヘルパーを取得している学生達 8-O 落ち着いて誘導することができていました :heart02:

写真②

まずは自己紹介から :wink:

写真③

座談会は5つのグループに分かれて行いました :happy:

写真④

写真⑤
「炒め物は、音や箸の感触で判断します。」

写真⑥
「自分でできる事はしたい。人の手はあまりかりたくない。」

写真⑦
「ジェットコースターも乗るけれど、景色が見えないから怖くない」

写真⑧
「“大丈夫ですか”ではなく“お手伝いしましようか”と声かけをしてもらえた方が嬉しい」
「後ろから押されたり引っ張られたり、沈黙が怖い」

など、様々な質問が活発に飛び交い、それに対して真摯に答えてくださいました :up:
できることは自分でしたいと、皆さん様々な工夫をして生活をされています :wink:
とにかく皆さん、アクティブです :sign01: 想像を越えたアクティブさで、学生も驚いていました 8-O

しかし、あまり理解してもらず眼科で辛い思いをしたという方もいらっしゃいました。

視能訓練士は中途失明(なんらかの原因で視力が低下すること)や、先天性の視覚障がい者にも接する職種です。
障がいを受け止めるまでや、その中での生きがいを知り、視覚障がいについて理解を深めることが大切です :shine:

視覚障がいについての理解を深めるには、当事者である方から直接学ぶことが一番です :sign01:
今回の座談会を通して素朴な疑問を解消することができ、それ以上に日常生活や気持ちの変化、障がいの受け止め方を教えていただいて理解を深めることができました :rock:

高齢化社会の今、視覚に障がいを持つ人は増えることが予想されています :coldsweats:
きっと視覚障がい者へのサポートを忘れない視能訓練士になってくれることでしょう :heart01:

お越しいただいた視覚障がい者の方からも、「純粋な質問が嬉しかった。学生から元気をもらいました」と言っていただきました :happy:
最後ももちろん学生達が駅までお見送りしました :scissors:

写真⑨

お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました :sign01:

写真⑩

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