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作業療法士学科  『防災コーディネーターコース 課外活動 ~あべのタスカル見学篇~』

2025年7月14日

こんにちは!
本校では、作業療法士を目指す学生に向けて、災害時にも対応できる力を育む防災コーディネーターコースを設けています

今回はその課外活動として、1年生から3年生の全員で、大阪市阿倍野区にある防災学習施設「あべのタスカル(阿倍野防災センター)」を訪問しました


🌍 あべのタスカルとは?

1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに、関西でも南海トラフ地震などの大規模災害への備えが強く求められるようになりました


「あべのタスカル」は、そうした背景の中で設立された、市民が防災の知識と技術を体験しながら学べる施設です
学生たちはツアー形式で各体験コースを巡り、災害時の対応力を実践的に学びました

🔥 体験コース紹介
「消火を学ぶ:初期消火の手順を体験」

消火器の使い方や火元への対応方法を、実際に体験しながら学びました
「いざという時にどう動けばいいかが分かった」「消火器を使うのは思ったより難しかった」と、初動対応の大切さを実感したようです



「 煙を学ぶ:煙中避難体験」

煙が充満した空間を模したエリアで、低い姿勢で避難する方法を体験
「視界が奪われる怖さを体感した」「煙の中では冷静な判断が必要だと分かった」と、命を守る行動を学びました


「 津波避難を学ぶ:映像による津波の恐ろしさ」

津波の発生から避難までの流れを、リアルな映像で体感。
「津波の速さと破壊力に驚いた」「避難のタイミングが命を分けると感じた」と、自然災害の脅威を改めて認識しました


「がれきの街(余震体験):災害直後の危険を学ぶ」

がれきが散乱する街を模した空間で、余震の中を安全に移動する体験
「足元の危険や建物の倒壊リスクを実感」「避難後も油断できないことを学んだ」と、災害後の行動の重要性を理解しました

「震度7体験:起震装置と映像による地震体験」

震度7の揺れを再現する装置と映像で、地震の恐ろしさを体感
「想像以上の揺れに驚いた」「家具の固定や避難経路の確保が大事だと分かった」と、日常生活での備えの必要性を学びました


🧑‍⚕️ 作業療法士としての視点

作業療法士は、災害時にも高齢者や障がいのある方の避難支援や生活支援を行う重要な役割を担います
今回の体験を通じて、学生たちは「支援する側としての行動力と知識」を身につけることができたのではないでしょうか


👥 学年を越えた学びと交流

1年生から3年生まで全員が参加したことで、学年を越えた交流も生まれました

先輩が後輩に説明をしたり、体験を通じて意見を交わしたりする姿が見られ、学びの深さだけでなく、チームワークやコミュニケーション力も育まれました



👨‍🏫 教員より

このような体験型の学びは、教室では得られない「実践力」を育てる貴重な機会です
防災コーディネーターコースでは、災害時にも冷静に対応できる作業療法士の育成を目指し、今後もこうした活動を積極的に取り入れていきます


「人の役に立ちたい」「災害時にも支援できる力を身につけたい」
そんな思いを持つ高校生の皆さん、本校の特別コースでは、医療・福祉の知識に加えて、防災の専門性も学べるユニークな教育を行っています


~このブログを書いた先生【林辰博先生】~


作業療法士学科 学科長

防災コーディネーターコース・こども発達支援コース担当

防災介助士等の資格を持ち、学生からの印象は「資格の数も知識の深さも桁違いで、無敵なのでは?と思ってしまうほど頼もしい先生

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