作業療法士学科 『なぜ作業療法士の学校で「救命救急」?1年生が体で覚えた“いのちを繋ぐ”最初の一手』
2026年8月12日
医療従事者への第一歩!命を繋ぐ技術を学ぶ「救命救急」の実践レポート
作業療法学科の1年生が、医療系学生として実践的な演習となる「救命救急」の授業に臨みました![]()
まだ入学して間もない時期ではありますが、学生たちはプロの医療従事者としての第一歩を踏み出すべく、非常に高い緊張感と熱意を持ってこの授業に挑みました![]()
なぜ、作業療法士の卵が「救命救急」を学ぶのか?
「作業療法士(OT)はリハビリを行う仕事なのに、なぜ救命救急の技術が必要なのだろう?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし、私たちが将来向き合う医療や福祉の現場、さらには日常生活のなかで、いつ予期せぬ緊急事態が起こるかは誰にも分かりません。
特にリハビリテーションの場面では、患者さまが身体を動かすことで心臓や身体に負担がかかることもあります。
万が一、目の前の患者さまが突然倒れたり、意識を失ったりしたとき、周囲の医師や看護師を待つ間の「最初の数分間」に適切な処置ができるかどうかが、その方の命やその後の人生を大きく左右します。
だからこそ、1年生のこの時期から「命のリスク管理」を身体に叩き込む必要があるのです。
緊張感に包まれた、実践的な実技演習
授業は基本的な座学から始まり、その後すぐに人形(シミュレーター)や練習用AEDを用いた実践的なグループワークへと移りました。
学生たちはグループごとに分かれ、第一発見者として「意識の確認」「周囲への協力要請(119番通報とAEDの手配)」「呼吸の確認」、そして「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」へと進む一連の救命フローを繰り返し練習しました![]()
最初は「思ったよりも強く胸を押さなければいけないので大変」「絶え間なく1分間に100〜120回のテンポを維持するのがこんなに体力を遣うなんて思わなかった」と、想像以上のハードさに戸惑う声も聞かれました![]()
しかし、教員からのアドバイスや、お互いに「もっと深く!」「テンポが遅くなってるよ!」と声を掛け合うことで、次第に動きに無駄がなくなり、的確な救命処置ができるようになっていきました![]()




授業を通して生まれた「医療人としての自覚」
AED(自動体外式除細動器)の音声ガイダンスに従った操作や、周囲の人間と交代しながら絶え間なく胸骨圧迫を続ける連携プレイの練習では、教室内が本番さながらの張り詰めた空気に包まれました![]()
授業を終えた学生からは、 、
「これまでは街でAEDを見かけても他人事のようだったけれど、今日からは自分が動かなければいけないという責任を感じた」
「知識として知っていることと、実際に身体を動かして人を助けることの難しさを知った。とても良い経験になった」
といった声が聞かれ、一人ひとりの表情には、単なる『学生』から『医療の道を志す者』としての責任感と自覚がはっきりと芽生えていました![]()


リハビリテーションの技術を学ぶ前に、まずは「目の前の命を守る技術」から![]()
今回学んだ確かな知識と技術、そして人を救う勇気という大切な財産を胸に、1年生たちはこれからも理想の作業療法士を目指して、一歩ずつ頼もしく成長していきます![]()
未来の医療を支える彼らの今後の活躍に、ぜひご期待ください![]()
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