卒業研究発表

医療費削減について

― 診療情報管理士学科のアンケートより ―

2019年度 【診療情報管理士学科】 口述演題

背景

 高齢化に伴い日本の医療費は増加を続けている.また2025年には団塊の世代が後期高齢者になりさらに医療費が増大すると予想されている.この問題を解決するためには,医療費の削減が求められる.そのためには何ができるのかを考察する.

対象者および方法

 対象は,本校診療情報管理士学科70名に対し質問紙形式で行った.

結果

 アンケートの結果では,有効回答数が70件で,考えられる医療費増大の原因として高齢者人口の増大が約54%の意見数であった.この結果は,私たちの予想と一致していた.

結論

 高齢者人口の増大の意見が過半数であった.高齢者人口は今後ますますの増加が予想され,現役世代に対する負担も大きくなる一方と考えられる.これに対する対策として,我々は高齢者の医療費に対する現行の負担割合の再検討が必要であると考えた.しかし,今回のアンケート実施対象者が10代20代の学生に偏っていたからともいえる.次の機会へと活かすならば,幅広い世代にアンケート調査を実施することで,多様な見解を取り入れることが出来る可能性がある.

記事一覧
大阪医療福祉専門学校 TOP

CATEGORY MENUカテゴリーメニュー

もっと詳しく知りたい方は