卒業研究発表

AI(人工知能)で激変する医療事務の世界

― 現状と課題について ―

2019年度 【診療情報管理士学科】 口述演題

目的

 AIの導入予定により医療事務に関する認知度や印象を調査するとともに今後の課題について本研究を進めることにした.

対象者および方法

 研究対象は,現医療従事者(男子25人,女子124人),医療学生(男子83人,女子76人)計308名,所要時間5分程度のアンケートを実施し,直接回収した.質問内容はAIを知った媒体や医療事務を人間が行うべきか等の15項目である.倫理的配慮として,任意参加による匿名調査,守秘義務の厳守を書面にて説明した.

結果

 AIを知った媒体の割合は,テレビ72%,ネット21%,新聞3%,学校2%,その他2%であった.AIに医療事務を任せてもよいと思いますかの質問に対して,一部的に任せてもよいという意見が圧倒的に多く,次に任せたくない,全て任せてもよいという意見は少数派だった.

結語

 高齢化により医療分野での関心が高まり格段の進歩を遂げることにより,AIを専門にした,人材の育成が今後の課題である.

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