卒業研究発表

作業療法士と精神保健福祉士を目指す学生が職業内容を理解する際にSNSに求めるもの

2023年度 【作業療法士学科 昼間部】 口述演題

背景

笹本らによると現在精神科病院において両職種の職業理解が乏しく連携不十分である.また風間らは若者のSNSの使用率が高く情報収集のツールとしても利用されていると述べている. 本研究では学生の職業理解を深めるために最適なSNSを明らかにすることを目的とした.

対象者および方法

対象は,作業療法士学科学生280名と大阪保健福祉専門学校在籍の精神保健福祉士を目指す学生140名計420名に対してGoogleフォームを使用したアンケートを実施した.

結果

YouTubeでは字幕の色を使い分ける,実写動画,音声とBGMがある,シンプルな画像のサムネイルが見やすいと感じる人が多い,動画の長さはYouTubeでは5分以上の動画が求められているのに対し,その他の三媒体では5分未満の動画が求められていた.どのコンテンツも共通して,実際に働く一日の様子や現役で働く職員の投稿が見たい,精神保健福祉士または作業療法士の名前が入っていると視聴意欲が上がることが分かった.

結論

病院や協会のYouTube運営への協力があれば動画の本数が増えると考える.また,視聴者は動画を拡散することでより多くの人の理解度を深めることにつながると考える.
1)笹本美佐:精神科病院における多職種による退院支援が連携に及ぼす影響.日本赤十字広島看護大学紀要,17,2017,53-61.
2) 葛谷玲子・他:精神科病院における専門職連携を基盤とした退院支援に必要な看護実践能力.岐阜県立看護大学要.21(1),2021,37-47.

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