児童発達支援・放課後等デイサービスにおける作業療法士の役割
― 養成校で勤務する作業療法士・放課後等デイサービス職員の視点から ―
2023年度 【作業療法士学科 昼間部】 口述演題
背景
厚生労働省によると,放課後等デイサービスの施設数と発達障害児は増加傾向となっている.また辻下らによって放課後等デイサービスにおける理学療法士の役割は報告されているが,作業療法士は散見されていない.
対象者および方法
対象は,養成校に勤務する作業療法士学科教員9名,放課後等デイサービスに勤務する職員25名.Formsのアンケートにて実施.
結果
質問項目では,3項目中全てにおいて有意差は見られなかった.しかし,放課後等デイサービスにおける作業療法士に求める役割では,教員は心理面や社会面の支援を選択していたが,職員は保護者のニーズも踏まえて身体機能面の支援を選択していた.
結論
作業療法士は放課後等デイサービスの利用者が求めているものを知ると共に,作業療法士が放課後等デイサービスに貢献できることを発信していく必要がある.また,保護者へアンケートを実施し放課後等デイサービスのニーズをさらに深く掘り下げることで,作業療法士の役割とニーズの合致が可能となり,発達障害児に対するより良い支援の提供へと繋げることができるだろう.
1)厚生労働省:放課後等デイサービスガイドラインについて https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000082831.html
2)辻下聡馬・他:放課後等デイサービスにおける理学療法士の役割および課題.医療福祉情報行動科学研究9,2022,39-46.
