卒業研究発表

不織布マスクの色の違いが印象に及ぼす影響

2023年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題

背景

医療・福祉関連施設では,感染リスクを下げるため,マスクをつけている人がいるが,医療従事者が着用しているマスクの色は様々であり,着用するマスクの色の違いに関する研究は散見されない.本研究では,白・青・黄のマスクによる相手に与える印象の違いを明らかにすることを目的とした.

対象者および方法

大阪医療福祉専門学校在籍の92名に対して特性形容詞尺度によるアンケート調査を実施した.方法は各色のマスクを着用した男女モデルの映像を視聴後,アンケートを実施し,測定した各マスクを着用した男女モデルの印象について一元配置分散分析にて統計処理を行った.

結果

各性別でのマスクの色の違いにおける印象の差については,女性は青マスク・黄マスク・白マスクの順にポジティブな印象で,男性は印象に違いはないといった結果となった.各色のマスク着用における印象の男女差については,白・黄マスク着用による印象の男女差は見受けられず,青マスク着用による印象は,女性の方が良いという結果となった.

結論

女性は白マスクより青マスク・黄マスクを着用した方が良い印象を与え,男性はマスクの色による印象の違いはないと示唆された.
1)伊藤資浩・他:黒色の衛生マスクの着用が印象と魅力の知覚に及ぼす影響.2019,
2)ユニ・チャーム株式会社:https://www.atpress.ne.jp/news/69761

記事一覧
大阪医療福祉専門学校 TOP