理解しづらい障害の共感度調査
2023年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題
背景
目に見えない疾患の中でも精神疾患の症状に関して健常者でも感じることがある症状が多く,共感しづらい現実がある.本研究では,目に見えない疾患について共感を得られるかどうかを明らかにする事を目的とした.
対象者および方法
対象は,作業療法士学科に通う夜間部の学生の一年生23名,二年生35名,三年生25名,四年生20名の計104名.調査方法は,Googleフォームでのアンケート形式にて行った.
結果
疾患に対する基本的な共感度に関しては共感が得られるという結果になった。しかしADHDに関しては少し共感が得られにくい結果となっている.また,認知症に関しては勉強していても実際の対応方法がわかりにくい.また,見た目にも分かりにくい事が挙げられていた.
結論
ADHD,認知症では共感できないという率が鬱に比べて高くなり更に認知症では患者さんに対する対応方法が勉強していても分からない事から,ただ勉強するだけではあまり共感度や認知度に繋がらず,結果として各疾患に対する具体的な対応例を実習などを通し学ぶ必要があるのではないか.
1)伊東由賀・他:精神障害に対する看護学生の態度の変化.2005,
2)中村義行:障害理解の視点―知見と関わりから― 教育学部教授.2011,
