卒業研究発表

優秀演題

三歳児健診の認知度と受診率を上げるために

2024年度 【医療総合学科】 優秀演題

背景

子どもの発育において重要な時期に行われる三歳児健診とは,実際にどういうものかを広めたい.病気に対して治療開始の重要な時期であるのに全国平均の受診率は95%と高いが,なぜ未受診者がいるのか.また,なぜ市区町村ごとに三歳児健診の受診率の差があるのかについて考える.

対象者および方法

大阪医療福祉専門学校と大阪保健福祉専門学校の学生,教職員計約600 名と,大阪府で小児科,産科,婦人科の診療科が1つでもある医療機関123 施設にアンケートを実施した.

結果

一次アンケートの結果より,子供の有無により三歳児健診の認知度に差があると分かった.二次アンケートの結果より,三歳児健診の案内文の改善が必要であり,学生の間に三歳児健診について学ぶ機会が必要だと分かった.医療機関で行ったアンケートの結果より,ほとんどの医療機関では三歳児健診の案内が行われていないことが分かった.

結論

三歳児健診における地域の差を無くすためには,案内文の改善と全国統一が必要である.また,市町村だけではなく医療機関案内を行うことで,重要性を感じ正しく向き合ってもらうことが大切である.そして,学生の間に三歳児健診について学ぶ機会をつくることで認知度が上がる.
1)梅木和宜:乳幼児健康診査制度の変遷と健康診査情報の利活用について.小児保健研究.77(6),2018,488-496
2)渡邊央子・他:三歳児健診での弱視見逃しについて.日本視能訓練士教会誌.36,2007,125-131.

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