医療学生の各ストレス場面における適切な声かけ
2024年度 【作業療法士学科 昼間部】 口述演題
背景
木菱らは,患者様の意欲を向上する声かけを行えていた場合もあるが,逆に声かけにより意欲を低下させることがあり,意欲を向上させる声かけは励まし,共感,賞賛の声かけであり,低下させる声かけは否定的な言葉,スタッフ側からの都合を押し付ける声かけである.そこで学生にも意欲を向上,低下させる声かけがあると考えた.
対象者および方法
大阪医療福祉専門学校の学生456名に,テスト実施前後,実習前後の計4場面でかけてほしい声かけ,かけてほしくない声かけについて,記述形式でのアンケートを実施した.
結果
長期実習前の学生と長期実習後の学生を比較した際,声かけ内容に違いが出ると仮定し,その結果,場面によって声かけ内容に違いが出た.
結論
全体の声かけ内容を通して,適切な声かけは努力の過程を褒める声かけを行うこと,かけてほしい声かけよりも,かけてほしくない声かけについて考えることが必要であると考えた.また,適切な声かけを断言せず,声かけを行う相手について理解し,相手のことを考えた声かけを行うことが大切であると考えた.
1) 木菱由美子(さいたま記念病院 リハビリテーション科)・他:和人リハビリテーションにおける患者様への効果的な声かけについて.専門リハビリテーション.3,1347-2550.
2)吉川正剛・他:生徒の学習意欲に及ぼす教師の言葉かけの影響.鳴門教育大学情報教育ジャーナル4.2007,19⁻27.
