卒業研究発表

作業療法学生の進路選択における地域リハビリテーションの選択とその理由について

2024年度 【作業療法士学科 夜間部】 口述演題

背景

日本作業療法士協会が策定している作業療法五ゕ年戦略では,第一次~第四次(2008~2027)に地域領域への参画拡大をあげている.しかし,老人保健施設などの介護保険法関連施設で勤務する作業療法士は全体の7%である.本研究では,学生の進路希望調査をもとに進路選択の理由を明らかにすることを目的とした.

対象者および方法

大阪医療福祉専門学校の作業療法学科最終学年27名を対象に,Googleフォームでアンケートを実施した.

結果

アンケートから高齢者との関わる機会が少ないこと.志望理由として,高齢者との関わりが好き・授業で興味が出たが挙げられ,志望しない理由として,業務内容がわかりにくい(28%)・教育体制に不安がある(24%)ということが明らかになった.

結論

就職説明会や養成校で業務内容について明確に理解する機会を増やすことで,新卒作業療法士学生の就職率増加に繋がると考える.就職率増加に伴い臨床現場で働く作業療法士が増加することで,地域リハビリテーションの教育体制の充実化にも繋がると考える.
1)山田弘幸・他:リハビリテーション専門職専攻学生の進路選択-専修学校ST・PT・OT課程1年生へのアンケート-.日本公衆衛生学会総会抄録集.58,1999,379.
2)日本作業療法士協会(作業療法5ゕ年戦略).https://www. jaot.or.jp/5kanen/

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