足組み座位が立位姿勢に及ぼす影響について
2024年度 【理学療法士学科 昼間部】 口述演題
背景
座位行動時間の増加は姿勢アライメント不良を起こし,不自然な姿勢は腰痛の発生要因になると報告されている.
対象および方法
大阪医療福祉専門学校理学療法士学科昼間部3年生の日常生活で足組みをしており,利き足は右足.腰痛のあり4名,なし4名の計8名の女性を被験者とした.方法はリハサク(姿勢分析アプリ)を用いて姿勢分析を行い,座位後と足組み後の姿勢比較を行った.
結果
足組み座位では座位よりも姿勢タイプが変化した被検者が多く,変化しなかった被検者でもFTAなどの数値に変化が見られた.また,姿勢タイプが変化した被験者全員が脱力タイプに変化し,足組み座位は座位に比べ胸椎後弯が増加するという結果となった.
結論
足組み座位は,座位に比べて姿勢変化に起因し,立位姿勢に変化を及ぼすことで腰痛の危険因子になり得るため好ましくないと考えられた.
1) 古後 晴基・他:利き足および組み脚が立位姿勢の骨盤前傾に与える影響.理学療法科学.29(1),2014,39-43.
2) 佐藤友則:腰痛予防における理学療法士の役割.理学療法の歩み.32(1),2021,10-16.
