言語聴覚士学科の学内実習
ことばの相談室
ことばの相談室
「ことばの相談室」とは
コミュニケーションをとることに困難を持つ方への支援と
地域社会への貢献を目的とした学内実習です。
生きた学内環境の中で、学生は1年次からインフォームド・コンセント(検査や治療の方針を患者様とそのご家族に説明し、同意を得た後に訓練すること)を行い、臨床現場で必要とされる基本的な知識や姿勢を学び、現場力を習得します。
また、同時に、教員は個別でコミュニケーションを取る時の姿勢や、活動の記録の仕方等、きめ細かい指導を実施します。
この学内実習が終了した後には「ことばの相談室症例報告会」を開催し、学生自身が振り返り学習をする機会を設けています。
地域社会への貢献を目的とした「ことばの相談室」


教員の監督・指導の下、学生は学習したスキルを活かして、直接訓練や指導に関わり、学内にいながら現場での仕事を経験することで実践力を身に着けることができます。
また、実習協力して下さる地域の方々は無料で治療・相談を受けることができ、学生の地域社会への貢献に役立っています。


「ことばの相談室」の経験を基にした卒業研究
- 就労を目指す高校生自閉症スペクトラム児に対して自己表現を中心としたSST(ソーシャルスキルトレーニング)を試みた例
2017年度 【言語聴覚士学科】 - 対人興味を引き出すためにINREALの姿勢を元に指導を行った症例
2017年度 【言語聴覚士学科】 - モデリングにより要求言語表出が改善した症例
2017年度 【言語聴覚士学科】