学科紹介

診療情報管理士学科 診療情報管理士コース 昼間部3年制

受験資格:高等学校卒業見込み者・高等学校卒業以上

医師を情報技術で支える
スペシャリストへ。

医療現場から診療情報管理士の業務として強く求められているコーディング、DPC業務、マーケティングデータ分析やがん登録等の知識を確実に習得し、即戦力として活躍できる人材を育成しています。
また、診療行為の情報を電子カルテの中で適切に管理・分析ができる知識・技術を習得することにより、医療事故等が起こらないように病院内の安全を管理することができ、更には病院の経営にまで携わることができます。
このようなハイレベルな能力を有して就職活動を行いますので、医療機関の人事担当者からは絶対的な信頼を得ています。

目指せる資格
  • 診療情報管理士 (日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会、医療研修推進財団の5団体認定)
  • 診療報酬請求事務能力認定試験(医科)(日本医療保険事務協会認定)
  • 医療秘書技能検定 3級(医療秘書教育全国協議会主催)
  • 短期大学卒業資格※自由が丘産能短期大学 通信教育課程の併修で取得可能
活躍のフィールド
  • 特定機能病院
  • 総合病院
  • 各種専門病院
就職実績
  • 京都府公立大学法人 京都府立医科大学附属病院
  • 地方独立行政法人 りんくう総合医療センター
  • 恩賜財団 大阪府済生会中津病院
  • 在日本南プレスビテリアンミッション 淀川キリスト教病院
  • 医真会 医真会八尾総合病院
  • 甲友会 西宮協立脳神経外科病院
  • 弘道会 守口生野記念病院
  • 明倫会 宮地病院
  • 徳洲会 宇治徳洲会病院
  • 徳洲会 野崎徳洲会病院
施設の割合
総合病院・一般病院 79.4%
社会福祉施設 17.2%
介護老人保健施設 3.4%
資格取得と実習が
就職にとても役立ちました。

診療情報管理士学科では、数多くの資格取得ができます。また実習を行うことで、座学では分からなかったこともよく理解することができます。実際に病院などで実習を経験して、知識として身につけることができました。
キャリアセンターでは、履歴書の書き方や面接の練習などの面でサポートしていただき、安心して就職試験を受けることができました。

S.Y 社会医療法人 医真会グループ 医真会八尾総合病院 大阪府立福泉高等学校

授業の様子を動画でチェック
学科DATA
男女比率
男女比は約3:7
女性 72.4%
男性 27.6%

check!男性も多い!女性が多い医療事務系の中でも、上級資格である診療情報管理士は男性が目指すケースも多いことが特徴。

学歴・社会人比率
全員が高卒
現役高校卒業生
・浪人生
100%

check!全員が高卒!近年注目の資格だけあって、社会に出る前から目的を持ってこの資格を目指す高校生が多い。

年代別比率
ほとんどが25歳以下
19〜25歳 99.0%
26〜30歳 1%

check!同世代がほとんど 医療系の専門学校は年齢層が高いと思われるかもしれませんが、同世代の学生がほとんど。

在校生インタビュー
短大卒業資格も取得し
人の役に立てるようになりたいです。

医療関係の仕事に就きたいという思いがあって、医療を支える診療情報管理士という職種に関心を持ちました。入学を決めた理由は、短期大学の卒業資格も取れるという点に魅力を感じたからです。
電子カルテを実際に操作して、実践に近い形で勉強ができます。診療報酬請求の仕組みも学べるので、現場でも役立つと思います。

診療情報管理士学科
診療情報管理士学科
R.Hさん
大阪府立刀根山高等学校 出身
先輩Voice
診療情報管理室での業務は、毎日が充実してやりがいを感じています。
残業が少ないのも魅力です。

業務内容は、カルテ開示請求の確認や退院時サマリーの管理などを行っています。普段は患者様と接することが少ないですが、日頃から膨大なデータを収集して管理していますので、医師をはじめ多部署からの依頼業務を受けることも多くあり、“分かりやすい”“助かった”“ありがとう”と感謝を受けることが多くやりがいを感じています。
診療情報管理室での業務は1つ1つの業務・処理を納得いくまで集中して取り組める環境も魅力です。

運動器ケアしまだ病院勤務 k.o
医療法人 はぁとふる
運動器ケアしまだ病院勤務
K.Kさん
診療情報管理士学科
(2016年度卒業)
授業科目と学校生活
入学式
1年次前期
  • 入学式
  • 新入生研修
  • 慢性期医療展
  • 医療秘書技能検定試験(3級)
病院見学
1年次後期
  • 学科イベント
  • 病院見学

ピックアップ

情報処理演習Ⅲ
電子カルテ演習
電子カルテを使った情報管理・分析方法を学びます。

医療情報システムについての理解を深めるために、実際の電子カルテを用いた演習を行います。医師の代行として入力することも増えていますので、実践力を身につけましょう。

診療報酬請求事務
診療報酬請求事務
医療費の計算方法や、医療保険の仕組みを習得します。

私たちが病院にかかったときに支払うお金の計算方法、医療保険の仕組みを学んでいきます。電卓や診療点数早見表を用いてレセプトと呼ばれる診療報酬明細書を作成する実技形式の大人気の授業ですよ!

学科イベント
2年次前期
  • 診療報酬請求事務能力認定試験
  • 学科イベント
Microsoft Office Specialist 検定試験
2年次後期
  • 卒業研究事前指導

ピックアップ

臨床医学各論Ⅲ
臨床医学各論Ⅲ
正しい検査・治療法を出すために、身体の特徴を学びます。

血液や代謝、内分泌などの障がいで起こる病気や検査、治療方法などを学びます。これらの障がいは全身に影響が出ることもあるので、 その特徴をしっかりと理解しよう!

病院実習
3年次前期
  • 卒業研究
  • 海外研修
  • 病院実習(4週間)
  • 診療情報管理士模試
卒業式
3年次後期
  • 卒業研究発表会
  • 診療情報管理士模試
  • 診療情報管理士試験
  • 卒業式

ピックアップ

DPC演習
DPC演習
急性期の入院医療に欠かせないDPCを学びます。

病名と医療行為の組み合わせ(診断群分類)により医療費が決定するDPC制度(包括支払方式)。
医療機関がうまくDPCを行っていくには診療情報管理士のコーディングスキルが欠かせないため、DPCを体系的に学び、その複雑な制度や仕組みを理解します。

TIME TABLE
(例)
2年生前期
09:00〜10:30 診療報酬請求事務 医療統計学Ⅰ 臨床医学各論Ⅵ
(消化器)
臨床医学各論Ⅲ
(新生物)
電子カルテ演習
10:40〜12:10 診療報酬請求事務 保健医療情報学 臨床医学各論Ⅵ
(泌尿器)
臨床医学各論Ⅲ
(血液・代謝)
電子カルテ演習
13:00〜14:30 国際統計分類Ⅱ 臨床医学各論Ⅰ
(外傷学・先天異常)
医療管理各論Ⅱ 診療情報管理論Ⅱ 電子カルテ演習
14:40〜16:10   臨床医学各論Ⅳ
(精神・脳神経)
コース活動
(医師事務作業補助)
診療情報管理論Ⅱ コース活動
(地域医療論)
学びの特徴
3年間一貫教育で、じっくりプロを養成。

近年の医療制度や技術の高度化により、診療情報管理士もコメディカルとして位置付けされ、診療への関わりや病院経営への参画の期待が高まってきています。
そこで、本コースでは3年間をかけて確実に育てる「3年間一貫教育」のメリットを最大限に活かしたカリキュラムを構成しています。

説明会の様子
見学実習に参加し“やりがい”を実感

普段は見ることのできない病院の内部を見学し、診療情報管理士の業務の内容を実際に見て学びます。
その他、医事課やリハビリテーション室、ナースステーションなども見学させていただき、最先端で活躍するスタッフや機器を見せていただき、勉強に対するモチベーションアップに繋がっています。

研修
学んだ知識を体感につなげる授業形式で、
目標の実現に向けて主体的に取り組む人材育成を!

“生きた授業”を行うことで、教科書で学んだ知識を新鮮なうちに体感できます。
例えば、1年次より実施する「特別講義」では、現役の診療情報管理士を指導する資格を持つ診療情報管理士指導者を講師に招き、医療現場や業界の現状、資格試験への心構えなどを教えていただきます。また、実際に医療機関を訪問して現場スタッフの講義を受け、最新の設備や機器に触れるケースもあります。
このような経験を積むことで、自ら具体的な将来像を設定し、目標の実現へ向けて主体的に取り組める人材を育成しています。

検査の実習参観の様子 検査の実習参観の座講
卒業研究発表会
診療情報管理士学科
(診療情報管理士コース)
卒業研究発表会 優秀演題
会場:大阪市中央公会堂
優秀演題
200床以上の病院における診療待ち時間対策の現状と展望
目的 医療機関における診療待ち時間の長さに対する患者の不満は大きい。
そこで、病院側が実際におこなっている待ち時間対策のサービスと患者が理想と考える待ち時間対策のサービスを調査・比較し、今後の待ち時間対策のあり方を検討する。
研究方法 ●対象大阪府内の200床以上の病院25か所。
●方法診療待ち時間対策に関するアンケート調査。
結果・考察 病院側がおこなっている診療待ち時間対策とそれに対する患者の要望に大きな差はみられなかった。多くの患者の要望として待合番号モニターが挙げられた。同時に、多くの病院が待合番号モニターを診療待ち時間対策として導入することができていた。
まとめ 今回の研究で待合番号モニター等の物的要素に関しては、病院側で対策が練られており、対応できていることが明らかになった。そのため、「物」ではなく丁寧な対応、話しかけなど「人」の対応の部分が患者の待ち時間に対する不満解消へと繋がることが示唆された。

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