令和5年9月3日（日）、第2回スペシャリスト研修を開催しました。


今回のテーマは「臨床所見から考える間欠性外斜視の検査のポイントについて」です。

講師は、近畿大学病院の歌村圭介先生です。歌村先生は本校の卒業生です。

今回の講義はハイブリッド形式で開催し、28名の方にご参加いただきました！


間欠性外斜視といっても様々なタイプがあり、また検査所見によって眼鏡合わせや訓練、手術など今後の方針が決まります。
そのため、問診や検査の組み立てが重要となります。

テーマどおり、年齢や所見が異なる症例をたくさん準備くださり、問診・検査・今後の方針と段階に分けてご講義くださいました。
オンラインとは思えないほど、参加者からもたくさんの質問があり有意義な研修会となりました！


以下、参加者からの感想です。

●実際の色々な年齢層の症例に基づいて解説して頂き、自分の職場に来院してくる斜視の中では比較的遭遇率の高い間欠性外斜視についての知識を深めることが出来ました。また、先生が私達の素朴な質問に親身にお応えくださり、安心して疑問を解決することが出来ました。

●全ての検査機器が揃っていなくても、置かれている環境の中で得られる所見はたくさんある事、その結果必要であれば他の病院へ繋げることが必要だということも感じました。連携の大切さ、そのためにも自分自身が自己研鑽を重ね考えられることが大切だと実感させられた研修でもありました。


次回のスペシャリスト研修は12月10日（日）を予定しています。
2023年度最後の研修会となります。
明日からの臨床に活かせる研修内容を予定しておりますので、皆様のご参加お待ちしています。


今回ご参加いただいた卒業生の皆様、ありがとうございました。