平成24年度 総会+勉強会報告
9月8日に視能訓練士学科 卒後勉強会と同窓会総会を行いました。
講演「近用拡大鏡の光学と合わせ方」 講師 愛知淑徳大学健康医療学部 川瀬 芳克教授
今年から「ロービジョンケア検査判断料」が診療報酬点数として認められたため、ロービジョンケアにより注目が集まるようになりました。
近用拡大鏡はロービジョンケアの補助具において中心的な存在ですが、その合わせ方はかなり難しくなかなか踏み出せない施設も多いと聞きます。
しかし川瀬教授よりスライドを使った講義だけでなく、教材を使い工作しながらとても分かりやすく説明してきただきました。
参加した卒業生も工夫の凝らされた講演にすっかり夢中になり、1時間半があっという間に過ぎ去りました。
翌日より早速勉強した知識が活きた参加者もいたのではないでしょうか。
同窓会総会
1、繰越金についての報告
昨年度より学校から補助金が出るようになり、同窓生から運営資金を徴収する必要はなくなりました。
2、役員の任期と開始時期についての提案
今までの役員制度では以下のような問題がありました
・卒後3年目までに卒業時とは勤務先や居住先などに変更が生じておる対象者と連絡が取れないことがある
・役員同士が必ずしも同級生ではないので意思の疎通が図りにくい
・経年的に会員数の増加があるため、事務作業などが煩雑傾向にあり、今後4名の役員では負担が大きくなる一方である
・1年の任期では、役員の仕事に慣れる前に任期が終わってしまう
・1年の任期では、前例や現状把握に多大なる労力が必要で、任期中の負担が大きい
本年度役員と参加者で協議した結果①人数が増えた方が個人あたりの作業量が減るのでは②ある程度の期間が合った方が同窓会の運営において改善点が見えやすくなり、実際に改善できるのではないか、といった点から役員任期を以下の通りに改定しました。
1年目は雑務の手伝い+役員の仕事を知る
2年目は主役員
3年目は相談役
の計3年間とする。
以上報告でした。
視能訓練士として常に勉強は必要ですが、学会は会場が遠かったり参加費が高かったりするので、かつて慣れ親しんだ学校で勉強会を受けることができるのはとてもメリットが大きいのではないかと思います。
次年度の内容はこれから、新しい役員さんと相談しますが内容についてリクエストがあれば、お気軽にお寄せください。
めんだまん会
連絡先:mendaman7@yahoo.co.jp
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