視能訓練士学科「海外研修速報」Vol.1
2012年5月10日
視能訓練士学科の昼間部３年生から海外研修の様子が届きました!!
引率している専任教員よりの報告です 
視能訓練士学科昼間部３年生の海外研修が今日から始まりました！
今回の研修も、昨年に引き続きアメリカのオレゴン州にあるポートランドコミュニティカレッジ（以下PCC）で行われました。
研修１日目の今日は、朝９時からオープニングセレモニーを開催していただきました 
天候もこの上ないくらいの晴天に恵まれ 
またＰＣＣの先生や学生さんたちからの温かい歓迎を受け、やや緊張気味だった皆の顔もすぐにいつもの明るい表情に変わりました。
その後はグループに分かれてカレッジ内を案内していただきました。
広いキャンパス内を行ったり来たり。様々な設備にとても興味津々です 
たくさんの学生さんとHello! 
と挨拶を交わし、気分はもうPCCの学生になったようです。
その後はいよいよ講義開始です。
最初の講義は「アメリカにおける眼科関連職業の現状・展望」です。
日本にはない眼科の専門職がたくさんあることを教えて頂きました。
その中でも検眼士という資格について更に詳しく教わりました。
スポーツビジョンという分野の仕事では、オレゴン州に本店があるNIKEと共同してスポーツ選手一人ひとりに合わせたトレーニングの開発に携わっているそうです。
また、発展途上国に赴き、現地の方々の検眼活動を行ったり、現地の眼科医や看護師などに対し技術の提供も行っておられることなどを知りました 
２つ目の講義では「アメリカのヘルスケアシステム」について学びました。
アメリカのヘルスケアシステムと日本のヘルスケアシステムの似ている点・違っている点などを比較しながらの興味深いお話でした。
日本では国民がすべて保険に入っているのに対し、アメリカは６人に１人無保険の人がいることを知りました。
そしてまもなくアメリカでは、国民皆保険に対しての決定裁判が行われることも知りました。
裁判の行方を見守りたいです 
医療の世界は日々進化していることを肌で感じることができた１日目の研修でした 
明日は、ＰＣＣの学生さんたちと一緒に実習やディスカッションなどを予定しています。
２日目の様子もお楽しみに 
