学科紹介

作業療法士学科 防災コーディネーターコース

作業療法士学科 防災コーディネーターコース

作業療法士学科

防災
コーディネーターコース

夜間部4年制

心理カウンセリングを学び
ボランティアなど
様々な経験が積める。

Licenses and certificates

取得可能な資格・検定

  • 作業療法士(国家資格)

  • 防災介助士(公益財団法人 日本ケアフィット共育機構)
  • メンタルヘルス・マネジメント検定(Ⅲ種)(大阪商工会議所)
  • 心理的応急処置 研修受講
  • 普通救命講習Ⅰ・Ⅲ

災害後の暮らしを支える作業療法

被災地で作業療法士として災害支援に携わり、
避難所生活で起こる課題を専門職の視点から解決します。

体を動かせず、身体機能が低下する「生活不活発病」

生活不活発病の負のサイクル

生活不活発病の負のサイクル

高齢者は特にこの状態を起こしやすく、一旦生じると「悪循環」を作りやすい。

Ⅰ.体の一部に起こるもの Ⅱ.全身に影響するもの Ⅲ.精神や神経に影響するもの
  • 関節が固まる
  • 筋肉がやせる
  • 褥瘡
  • 骨がもろく折れやすくなる
  • 静脈血栓症
  • 心肺機能停止
  • 強い立ちくらみ
  • 疲れやすさ
  • 便秘・食欲不振
  • 脱水
  • 周囲への無関心
  • 知的活動低下
  • うつ傾向→仮性認知症
  • 自律神経不安定
  • 姿勢・運動調節機能低下
Ⅰ.体の一部に起こるもの
  • 関節が固まる
  • 筋肉がやせる
  • 褥瘡
  • 骨がもろく折れやすくなる
  • 静脈血栓症
Ⅱ.全身に影響するもの
  • 心肺機能停止
  • 強い立ちくらみ
  • 疲れやすさ
  • 便秘・食欲不振
  • 脱水
Ⅲ.精神や神経に影響するもの
  • 周囲への無関心
  • 知的活動低下
  • うつ傾向→仮性認知症
  • 自律神経不安定
  • 姿勢・運動調節機能低下

避難所などの特殊な環境下で、普段より動かない状況が続くと、
体全身や精神・神経に影響が出てきます。

段ボールベッドの組み立て・体操指導

作業療法士として専門職の視点から避難生活の生活環境の整備、
また適切な活動の機会を提供するための仕組みづくりを支援します。

日本で唯一!!
作業療法
災害リハビリテーションを学ぶ

学内と学外での実践的な学びで、心のケア・災害支援・他者と連携する力を身につけます。

学内

DREAG・HUGゲームでリハビリ支援や避難所運営を疑似体験

DREAG・HUGゲームでリハビリ支援や避難所運営を疑似体験

“親をなくした子ども”や“介助が必要な認知症高齢者”などの要配慮者へのリハビリテーション支援(DREAG)や避難所運営時の対応方法(HUG)についてカードゲームを通じて模擬体験し支援方法を学びます。

DREAG・HUGゲームでリハビリ支援や避難所運営を疑似体験

ストレスマネジメント

避難所生活によりストレスを感じた時・感じた人に対する対応方法を学びます。演習を通じて色々な人の考え方や新しい価値観に触れます。仕事や日常の様々なストレスはもちろん、患者様の心理支援にも活かせます。

ストレスマネジメント

学外

京都市市民防災センターでの防災体験

京都市市民防災センターでの防災体験

消火器の使用方法や、なかなか体験する機会のない地震の揺れ、暴風時の風力などの体験を通じて災害の恐ろしさを実感し、防災・減災に関する意識を高めます。また、体験内容を基に要配慮者の困りごとなども考えます。

あまおだ夏祭りでのブース出展

災害時に一番頼りになるのは地域の知り合いです。この授業では、地域とのつながりを深めるイベント運営を経験します。被災して遊び場が少なくなった子どもたちへ災害現場でも楽しめて、災害についても学べる遊びを考え、実際に一緒に遊びます。

あまおだ夏祭りでのブース出展

Workshops snd regional activities

研修会・地域活動参加実績

  • 大阪市北区「第30回 北区民カーニバル」
  • 第5回「らくらく介護フェアinみやこじま」
  • 大阪JRAT研修会 「JRATの活動報告とReHug」
  • 大阪府災害訓練参加
  • 平成30年度の災害支援活動を振り返る
  • 大阪市北区「第31回 北区民カーニバル」
  • 第6回「らくらく介護フェアinみやこじま」
  • 青年海外協力隊 グローバルセミナー
  • 大阪JRAT研修会「災害時のメンタルヘルスケア研修〜心理的応急処置(Psychological First Aid:PFA)〜」
  • 大阪市北区「イザ!カエルキャラバン!in北区」
  • 大阪JRAT研修会「地域リハビリテーションと災害リハビリテーション」
  • 大阪JRAT研修会「DREAG(災害リハビリテーション支援ゲーム)」

など

今日の日本では、様々なかたちで災害が発生し、各地で多くの被害が生じています。そんな「今」だからこそ防災や災害についての知識や技術が必要です。
作業療法士は、心身機能・日常生活能力・生活の質の維持向上に対してのお手伝いができます。また、心のケアに対応することもあります。
このコースでは、災害に対して「総合的に被害を軽減するために出来る対応は何か」を作業療法士として学びます。
『防災介助士』の資格取得も目指すことで、人に寄り添うことができる人間性を培い築いていきましょう!

Features and point

防災コーディネーターコースの特徴・強み

心理

心理

被災し精神的なストレスを受けた方などに対する、人道的・支持的な対応方法を学びます。また、ストレスを感じている方・感じたときの対処方法についてのカウンセリング方法を身につけます。日ごろの仕事のストレス(同僚・後輩)や日常の様々なストレス(友達・家族)を感じている方に対して、寄り添うことが実践へと繋がります。対象者の方・患者様・身近な方・自分自身の心理的な支援に対して役立てます。

災害支援

災害支援

災害についての理解や日常でどのようなことに備えておくべきか、災害時にどのように行動するのかを学びます。また、高齢の方や障がいを持たれている方など支援や配慮が必要な方々への対応に焦点を当て、普段からの準備や災害時の行動方法・介助方法を実際にロールプレイング等を通して、どのように実践に結びつけるのかを身につけていきます。

マネジメント

マネジメント

生活を再建するため、作業療法士は本人・家族・住宅環境・社会サービスなど様々なことについて関わります。自分らしい暮らしの獲得のためには、個々を調整するマネジメント能力が求められます。災害時においても被災地での支援活動をマネジメントする役割も必要です。職場でも職場マネジメントや防災マネジメント(避難経路管理・防災計画)など役立つ場面は数多くあります。様々な現場で活躍できる力を身につけます。

地域医療

地域医療

生活を再建する作業療法士は、人々が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることにも活躍します。災害は日々地域で向き合っている課題が、「急に」・「大量に」増えます。地域生活を再開させるためには、地域医療とのつながりが大事になります。地域包括ケアシステムが構築された地域での作業療法士の役割・活躍の仕方が学べます。

School life

作業療法士学科
防災コーディネーターコース
4年間の学びのステップ

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Time table

授業科目と学校生活

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MON TUE WED THU FRI
防災
コーディネーター
コースのみ
16:20〜17:50 防災介助 心理的応急処置
夜間部
4年制コースと
共通
1限目
18:00〜19:30
一般臨床医学 基礎作業療法学実習 作業療法概論Ⅱ 作業療法総合演習Ⅱ 機能解剖学
2限目
19:40〜21:10
心理学 レクリエーション概論 整形外科学 人間発達学

座学 実技・演習

昼間を有効活用!

アルバイト紹介制度もあります!

紹介例:●病院(リハビリ助手) ●特別養護老人ホーム ●老人保健福祉施設 ●デイサービス ●児童デイサービスetc

PICKUP授業

心理支援Ⅲ

心理支援Ⅲ

自分自身の物事の認識やストレスがかかったときの癖を知り、ストレス対応方法について演習を通じて学びます。

作業療法士+心理のスペシャリストになるための心理系の授業は150時間

作業療法士+心理のスペシャリストになるための心理系の授業は150時間

  • 授業例:臨床心理

    臨床心理

    この授業を受けることで精神的に悩んでいる方に
    アドバイスができたり、助けることができます。
    今まで知らなかった症状の特徴をたくさん知れておもしろいです!

  • 資格も取れるよ!

Pickup class

在校生目線のピックアップ授業

  • 心理的応急処置

    心理的応急処置

    被災し精神的なストレスを受けた方や、自分自身への人道的・支持的な対応方法です。

    ストレスを感じた人・感じたときの対処方法について実技を交えながら学びます。

  • 基礎作業療法学実習

    基礎作業療法学実習

    作業療法士の治療手段となる作業活動として、陶芸や木工、革細エなど色々な手工芸を体験します。

    まずその楽しさやおもしろさを知り、次に治療に活かすにはどうすればいいのかを考えていきます。

  • 防災介助士

    防災介助士

    災害時の行動方法や介助方法を、支援が必要な方々に焦点を当て学びます。

    高齢者や障がい者など支援や配慮が必要な方々への対応に焦点を当て、普段からの準備、災害時の行動方法や介助方法を学びます。

  • DPAT
    Disaster Psychiatric
    Assistance Team

    DPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team)

    各災害支援専門チームと連携し、心身の不調のある方への対応方法を学びます。

    災害時に派遣される精神医療チームです。災害のストレスによって心身の不調のある方への支援内容・対応方法を実践例を交え学びます。

  • JRAT
    JAPAN DISASTER
    REHABILITATION Assistance Team

    JRAT(JAPAN DISASTER REHABILITATION Assistance Team)

    職種による災害支援チームで高齢者や障がい者の生活や活動をサポート!

    リハビリテーション職種による災害支援チームです。高齢者や障がい者の生活や活動をサポートします。支援活動に参加した作業療法士から支援内容・対応方法を実践例を交え学びます。

Features of learning

学びの特徴

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活躍のフィールド・就職実績

Teacher Profiles

林 辰博先生(作業療法士学科)

林 辰博先生
(作業療法士学科)

作業療法士として、震災時のボランティア活動への参加に加え、大阪府作業療法士会の災害時支援対策研修で講師として指導するなど学外以外でも幅広く活躍しています。

  • 所属団体
  • 大阪府作業療法士会理事:災害対策委員・福祉用具委員
  • 大阪府作業療法士会生活行為向上マネジメント委員
  • 大阪府大規模災害リハビリテーション支援関連団体協議会役員
  • 活動履歴
  • (1)東日本大震災ボランティア南相馬市立総合病院(2012)
  • (2)熊本地震災害ボランティア御船町(2016)
  • (3)大阪北部地震災害ボランティア茨木市(2018)

林 辰博先生(作業療法士学科)

林 辰博先生
(作業療法士学科)

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