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視能訓練士学科3年制 情熱教室!

2017年1月16日

1年生後期の情熱教室は「検査をする」ことをメインにしています :up:

授業で習った屈折検査の流れを頭に描きながら、適切に検査ができるか、また患者様の反応に合わせて検査ができるのかを確認していきました :heart02:

写真①

より中身の濃い指導をするため、1名の教員につき学生は2名までという少人数制です。

まずは「他覚的屈折検査」という機械で眼の度数を測定する検査を行います :flair:
数値を出すだけであれば、それほど難しくはありません :sign01:

しかし、正確な値を測定するためには、瞳孔の状態や涙液の状態など細かい情報をしっかりと把握することが大切です。

写真②

機械による測定が終わったらレンズを交換しながら度数を測定する「自覚的屈折検査」を行います。
他覚的屈折検査の結果から、どういった点に注意をしなくてはならないかをまずは考えます。

写真③

またこの検査は、患者様の反応に合わせて進めていきますが、一つ間違うと全く異なる答えが返ってくるため、ベテランの視能訓練士でも難しい検査です :flair:

ただ機械的に進めることも出来ますが、それでは絶対に正確な検査は出来ません :sign02:
一つひとつの検査の目的を考え、それに対する患者様の応答が意味することを考え、また次の段階に進む・・・最終的に人の手で屈折検査をすることの意味はここにあるのです :sign02:

写真④

写真⑤

検査の流れはもちろん、患者様の負担にならないように丁寧なレンズ交換の仕方も学んでいきます。
特に遠視の矯正レンズの変え方はテクニックが必要です :sign01:

写真⑥

90分近くかけて2名の学生の自覚的屈折検査の練習が終わりました :sweat01:

情熱教室が終わってからも2名の学生は残ってもう一度検査の練習をしていました。

眼科では自覚的な検査も多く、それを身につけるためには「考えること」に加えて「経験すること」が何より必要です。
千里の道も一歩から :sign01: 1年生の勉強はまだまだこれからですが、確実に前を向いて進んでくれていることを、教員も実感できました :run:

:eye: 【視能訓練士学科3年制】の授業の様子はこちら☆

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