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視能訓練士学科3年制 授業紹介「ロービジョンケア」

2013年7月22日

2013年7月20日(土)に神戸大学医学部附属病院の河賀先生にお越しいただき、
2年生に特別講義を行っていただきました。

内容はロービジョンケアの症例検討です :eye:

少し難しい話ですが、ロービジョンケアとは様々な眼疾患により視力などが低下してしまい
不自由している方に対するサポートのことです :heart02:

今回は具体的な事例についてどのようなケアを行えばよいか、班に分かれて考えました。

ケアの方法を考えるにあたっては、病気の知識だけでなく、眼光学や視覚補助具、
そして法制度まで色々な知識を組み合わせることが必要です。

臨床の第一線で活躍される先生を目の前にして、学生からも熱心に質問が飛び交い、
あっという間に1時間が経過しました :up:

班ごとにまとめをして、発表。

どの班もしっかり考えることが出来ている、というお褒めの言葉を河賀先生からも
いただきました :shine:

最後は先生より、眼科外来ではどのような流れで、そしてどのようなことに注意して
検査をしていくのか、そして今回のケースで考えられる、ケアの例を挙げていただきました。

「『ロービジョンケア』には正解はない。だからこそ一人一人の患者様としっかりと向き合い、
一人一人に合ったケアを考える必要がある。」

この先生の言葉が印象的でした :lovely:

学生にとっても今まで自分たちが勉強してきた知識が、臨床でどのように生きるのか、ということを肌で感じてもらえたと思います。

「人の役に立ちたい!」という想いで入学してきてくれた学生の夢は、また一歩、実現に近づいたのではないでしょうか :D :notes:

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