視能訓練士学科3年制 視覚障がい者ガイドヘルパー養成講座
2013年8月14日
「視覚障がい者ガイドヘルパー養成講座」を1年生が3日間かけて受講しました。
その様子をご報告します☆
「視覚障がい者ガイドヘルパー」とは・・・
視覚に障がいをもつ人が外出する際に案内など、色々なお手伝いを行う人のことです。
まず1日目は講義です。障がいを持つ方の心理状況や、情報提供の方法などを学びました。
実は点字を作成していました!!点字の読み方や打ち方も学びました。
2日目は講義と学内実習です。
実際の手引きの方法や声かけについて指導していただきます。
学生はアイマスクをして視覚障がい者役と、ガイドヘルパー役に分かれ階段の昇降を体験しました。
「こわいー!」という声が聞こえてくるほど、見えない状況での移動は怖いものです。
ガイドをするのもドキドキです!
そして最終日の3日目は実際にアイマスクをして外出です!!
白杖も実際に使って歩いてみます。
白杖とは・・・
視覚障がいのある方が歩行時に用いる杖のことです。これで周囲の状況を知ったり、また安全確保のためにも用います。
電車での移動や、全員でアイマスクをして昼食を食べたりしました☆
街中で視覚障がいのある方がどのような所に怖いと感じたり、困ったりするのかを実際に知ることができました。
行く時は恐る恐る歩いていた学生も、帰って来る時には白杖を上手に使い歩くのもすっかりスムーズに。ガイドもしっかりできていました。
全ての行程を終え、今年も全員が合格しました♪
ガイドヘルパーの実技面だけでなく、視覚障がいの方の気持ちを知ることもできました。相手の気持ちになって、心に寄り添いながら働く視能訓練士になってくれることでしょう :D