言語聴覚士の仕事って?
卒業生に聞いてみました!
W.K
社会医療法人 西陣健康会 堀川病院
リハビリテーション部
言語聴覚士学科(2010年卒業)
2019年12月取材

この職業を知ったきっかけ、目指そうと思った理由
中学生の頃から、ケガで理学療法士さんにお世話になり、リハビリを知りました。
また、大学で心理学を学んだ際に、脳の仕組みや言語聴覚士を知りました。
まだまだ有資格者が少なく、必要とされていること、直接人を支援できる仕事がしたいと思い、目指しました。
仕事のやりがいや魅力
自分の知識や技術が誰かの力になれること、自分とは違う人生を歩んでいる方とたくさん関わることができることです。
学生時代について
大阪医療福祉専門学校に入学を決めた理由
オープンキャンパスで対応してくださった先生が言語聴覚士の魅力や現状を熱く、丁寧に話して下さり、とても信頼感を抱いたからです。
授業で一番面白かったこと
先生が、臨床(現場)の経験内容や仕事に対する熱い思いや信念を語ってくださっているときです。
仕事について
現在の仕事内容について
勤務時間 8:30~17:00
一般病棟と地域包括ケア病棟に入院されている方の、摂食嚥下機能や言語・高次脳機能の評価をしています。
言語聴覚士は私一人なので、理学療法士さんや作業療法士さんをはじめ、看護師さん、栄養士さんなど多職種の方々と関わることも多いです。
特に、摂食嚥下(食事)に言語聴覚士が関わることに他職種の方はとても期待や関心を持っておられるので、とても親切で協力的です。
1日のスケジュール
8:30 リハビリ部で朝礼
9:00 リハビリ
12:00 昼食観察・評価
13:30 休憩
14:30 リハビリ・嚥下回診やカンファレンス
17:00 退勤

仕事での心に残るエピソード
脳血管疾患で重度の後遺症が残り家に帰ることも難しくなった方が、ご退院時に「まさかこんな人生になると思わなかったけど、あなたが担当で良かった。私のために、一生懸命ありがとう。」と言って下さったとき、言語聴覚士になって良かったなと思いました。