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作業療法士学科「日本作業療法協会主催 研修会」を開催

2011年2月12日

本校作業療法士学科の専任教員より、先日行われた研修会の報告をお届けします。

 

↓ ↓ ↓

 2月5日(土)~6日(日)、日本作業療法協会主催 専門作業療法士コース「特別支援教育」の研修が本校で行われました。

 

作業療法士 

 

講義の内容は以下の通りです。

 

 

2月5日(土)

午前 治療介入の技術概論(ボバースアプローチ)

             辻 薫 先生 (大阪発達総合療育センター)

午後 OTの評価方法論(観察、面接、検査)

             笹田 哲 先生 (神奈川県立保健福祉大学)

 

2月6日(日)

午前 治療介入の技術概論(応用行動分析)

            石腑 智奈美 先生(広島大学)

午後 治療介入の技術概論(感覚統合)

            日田 勝子 先生 (国際医療福祉大学 福岡)

 

 

講師の先生方は発達部門で、論文を多く発表されている作業療法士です。現在、作業療法士による教育現場への介入が注目されています。障がいを抱える児童だけではなく、多動や注意の欠損などの問題を抱える児童に対して、教師と協同でアプローチしている自治体も増えつつあります。今回はそのような児童に対する評価や治療について講義していただきました。

 

参加者の中には本校卒業生もいました。この研修に参加してみての感想を聞いてみました。

 

『学生の頃から特別支援教育への作業療法士による介入があることを知り、自分なりに勉強していました。今回専門作業療法士(特別支援教育)の第1回目の研修会が開催されると知り、しかもその会場が自分の母校だったため、迷わず申し込みました。臨床へ出て1年未満なため難しい内容もありましたが、実際に学校に出向いてどういうところを評価するのか、具体的な視点が分かったことと、応用行動分析についての考えかたは今の現場でも役立てられそうだと感じました。会場が母校だったので、何の不安もなく研修が受けられてよかったです。(卒業生 中西真知子)』

 

作業療法士

作業療法士

 

– – –

 

「会場が母校だったので、何の不安もなく研修が受けられてよかった」

・・・とてもうれしい言葉です。

 

このように、協会主催の研修を校内で実施することで「卒業後教育」の一環として十分な役割を担っております。

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