ボランティア部 活動報告Vol.3
2015年8月27日
障がい者福祉施設のライフケア花風様を訪問させて頂きました
この施設には視覚障がいをお持ちの利用者様がいらっしゃいます。
その方たちが施設利用時やご自宅でより快適に楽しく過ごせるように何か提案できないかというお話を頂きました
今回は視覚に詳しいという立場から、視能訓練士学科の部員がインタビュー、移動時の見守りや手引き、食事・歯磨きの介助などをさせて頂きました
医療従事者は声かけが必要ですが、視覚障がいがある方の場合は私たちの顔が見えないので、自分がどんな人物であるかを相手に伝えるには声が重要です
最初の挨拶では特に声のトーン、語尾のニュアンスなどに注意して声をかけました
インタビューでは日常生活の中で困っておられること、工夫されていること、趣味などたくさんのお話を伺いました
更に今回は食事の時間もご一緒させていただきました
視能訓練士学科の部員は視覚障がい者ガイドヘルパーの資格を持っています
資格取得の講習会では学生同士でアイマスクを着用して食事をしたり介助をしたりしますが、実際に体験してみると想像していた以上のことに気付くことができました
例えば、レンゲやスプーンよりお箸の方が感覚がつかみやすく食べやすいなどです
今回の訪問で学んだことを学校に持ち帰り、たくさんのことを学ばせて頂いた利用者の方たちが施設やご自宅で更に快適に楽しく過ごせるような提案ができるよう、部のみんなで考えていきたいと思います
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