
たくさんの患者様から教わり、学び、
成長する毎日です。
理学療法士学科
2023年卒業
独立行政法人 国立病院機構 宇多野病院
この職業を知ったきっかけ、目指そうと思った理由を教えてください。
高校時代、野球部で肘を怪我して不完全燃焼のまま引退し、部活動や勉強に全力を注げなかったことをとても後悔していました。そんな中、理学療法士という職業と出会い、自分のように怪我が原因で物事にポジティブに取り組めない方をサポートしたいと強く思うようになり、理学療法士を目指す決意を固めました。
日々の仕事で心がけていることはなんですか。
患者様にはご年配の方が多いため、社会の先輩として敬意を持って接しています。また、他の療法士や職種の方々とお互いが専門家であることを意識し、一方通行にならないように積極的にコミュニケーションを取ることを心がけています。また、分からないことがあれば素直に質問し、学び続ける姿勢も大切にしています。
仕事での心に残るエピソードはありますか。
若くして神経難病を患った患者様を担当した際に、進行性で治療が難しいことに私はとてもショックを受けました。しかし、患者様は前向きにリハビリに取り組んでいらっしゃり、その姿を見て自分が悩んでいる場合ではないと気づきました。理学療法士としてのあり方を再確認し、患者様に対する向き合い方を学びました。