視能訓練士学科３年制 視覚障がい者ガイドヘルパー養成研修の紹介です！
2015年9月24日
視能訓練士は眼科に勤務する際に様々な視覚障がいをお持ちの方と接することになります 
視覚障がい者ガイドヘルパーは視覚に障がいをお持ちの方に対する歩行支援・介助支援などを学ぶ研修で、3日間かけて行われます 
1日目は講義で、視覚に障がいのある方への理解を深めます 
実際に視覚障がいをお持ちの方も講師として来てくださいます 
「見えないとはどういうことか？」を体感するために、アイマスクをして視覚を遮断し紙飛行機を作りました 
普段は簡単に作ることのできる紙飛行機にも悪戦苦闘でした 
2日目は講義と合わせて、学内での実習も行われました 
アイマスクをし視覚を遮断した状態で、交代しながら実習に臨みます 
箱を検査機器として、席への誘導方法から顎を乗せてもらう時の誘導方法まで学びます 
移動の時は写真のように腕を持ってもらいますが、２枚の写真の違いが分かりますか？？
下の写真は腕を後ろに持っていってますね
これは狭い場所を通る時の誘導方法で、場面に応じた方法を学びました
3日目は学外実習です 
アイマスクをつけて白杖(はくじょう)を持ち、電車に乗って昼食を食べに行きます 
雑貨店にも入り、「これは何だろう？」と触ることで形を予測していきます
行く時は不安そうだった表情の学生も、帰ってきた時は達成感にあふれた表情に変わっていました
最後は修了式です 今年も全員、資格を取得することができました
3日間、とても充実した研修でした 
講師の先生方からも
「最後にはずいぶん声もしっかりしてきて、伝えるということを意識している学生が多かった」
と言っていただき、３日間という短い期間でしたが成長することができました
これからは視覚に障がいをもたれている方に出会ったら手助けすることができますね
そして、視覚障がい者ガイドヘルパー資格を活かし患者様の不安を少しでも和らげることのできる視能訓練士になりましょう
【視能訓練士学科3年制】の授業の様子はこちら☆
