診療情報管理士学科 診療情報管理士学会学術大会に行ってきました!
2016年11月19日
東京国際フォーラムにて、3日間にわたり診療情報管理学会学術大会が行われました
本校からは前田先生と藤井先生が参加しました
この学会のテーマは「診療情報管理の新たな展開 個人から、社会へ、そしてglobalな連携」
今回は診療情報管理士学会と同時に日本初となるIFHIMA(診療情報管理協会国際連盟)の第18回国際大会も行われ、またとない巡り合わせの回となりました
診療情報管理は2018年に国際疾病分類ICD-10からICD-11へと改定し、大改革が行われます
ICDとは…異なる国や地域から集められた疾病や死亡の統計データのこと
世界共通言語とも言うべきICDを有効に活用するには、よりグローバルな視点を養う必要だということが分かりました
医療現場を離れた教員も、常に最前線の情報を知っておかないと学生達に最新の情報を指導することができません
日頃から知識をアップデートするよう心がけています
学会発表では、各医療機関や教育機関の診療情報管理士が経営分析や医療の質などのテーマ毎に興味深い研究結果を発表していました
藤井先生が医療現場で悩んでいた内容と同じ問題を取り上げている施設では、それに対して研究を行い、解決方法や改善策を提示していました
とても参考になる発表で、現場の状況に応じて様々な対策が取られており、どれも身になる内容ばかりだったとのこと
他にも日頃からお世話になっている業界の先生方や、たくさんの診療情報管理士の方々と交流でき、意識や技術向上への大きなモチベーションとなりました
また、たくさんの学校から学生達が来ており、それぞれが研究した内容を発表していました
現場で問題となるであろう事柄を調べ、研究結果や改善案を提示し、学生とは思えないほど堂々と発表していました
その様子を見て、「大阪医療福祉専門学校の学生もこの舞台に立たせたい!」と胸を熱くする教員でした
来年の学会は北海道で行われますが、一人でも多くの学生が参加し、発表してもらうことを目標にしていきたいです
学会で学んだことは本校の学生達に還元し、勉強に活かしてほしいです
診療情報管理士学科の授業の様子はコチラ