作業療法士学科 授業紹介「リハビリテーション概論」
2013年6月13日
リハビリテーション概論の授業で、聴覚障がいの方のビデオを見てクラスの中で話し合いました
担当の先生は、聴覚障がいを持ちながら学科の教員をしています。
そこで、先生の体験談や考えを交えながら、クラスメイトとの会話と通して、障がいを持つことと周りの人との関係について考えました。
まず、聴覚障がいがあることで、周りの人との関係に悩む女性のビデオを見ました。
次に、ビデオで紹介されている様々な人の意見や考えについて自分の意見をまとめます。
共感できることやできないことについて考え、その後グループで話し合いました。
最後に、グループで話し合った結果について発表しました。
セラピストの卵として、相手のことを知ることや、相手を知りたいと思う
おもいやりの大切さ について学びました
授業での先生の言葉を一部ご紹介します。
「患者様とお話する時は、相手の話をしっかり聞いて欲しい。その中で、『ああ、この方は○○で困っているのだな』、『この方は△△ということを私に伝えたいのだな』と相手の気持ちや考えをくみ取ることが信頼関係の一歩です。このことは、普段の生活にも当てはまりますよね。友達や家族・・・身近な人を大切にして、その人たちの話をしっかり聞いてあげることも、また思いやりの1つだと思いませんか?」
「人を助け、人に助けられる、助け合い、支え合いを大事にしてくださいね。私もたくさんの人に支え、助けられました。その経験を作業療法士として恩返しできると思っています。」
当事者である先生の話を聞くことで、自分と周りの人との関係について考えるいい機会になりました。
ありがとうございました
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