言語聴覚士学科 嚥下障害の授業は奥深くて楽しい!
2018年5月24日
言語聴覚士は摂食・嚥下リハビリテーションにおいて、非常に重要な役割を担っています
専門領域の授業として、2年生の「嚥下障害(成人)」の授業をご紹介します
今回のコマでは、学生さんがペアとなり訓練を体験しました
患者様役には目をつぶってもらい、言語聴覚士役の学生さんが食べ物についてどういう形態のものかを言語化して伝えながら食べてもらい、家族役はその様子を観察するという設定です
食べ物を口に取り込んで食べてもらうだけでなく、何回噛んで、何回飲み込んで、それはどのくらいの時間がかかったのかを、周りの学生さんが計測しました
学生さんたちは各々で、多様な食材を持ち込み、飲み込み具合を聴診器で確認したり、鼻をつまんでみたり・・・。
水分ではどんな感じ?と自らの身体で、分析をしていました
普段何気なくしていることも、意識すると、或いは人にされてみると…色々な感情と『摂食』や『嚥下』というメカニズムの再認ができたのではと思います
言語や聴覚同様に、目に見えない部分での障害について学ぶことの多い言語聴覚士の専門領域ですが、そこを知ることが『奥深く』『楽しい』、そして『やりがい』を感じられる職業と言えるかもしれません
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