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言語聴覚士学科 「ことばの相談室」授業後の様子

2019年10月28日

1年生の「ことばの相談室」実習も、早いもので残り半分となりました

訓練が終わる度に、後日、次の訓練に向けて教員からのフィードバックをもらいます

教員は、学生のデイリー(実習記録←訓練の経過を時系列に書いたもの)をチェックしてから学生との話し合いに臨んでいます


まずは学生から、記録だけでは伝えきれなかった訓練の様子を教員に報告


教員も学生の報告を聞きながら、一緒に考えていきます

そして、どうして子どもがそのような反応を返したのか等、「どうして・・・」という言語聴覚士という専門家としての視点が持てるように、学生を誘導していきます


学生も考えたことを述べていき、相互に意見を出し合って次の訓練の方向性を固めます


限られた時間の中で、手探りながらも一生懸命に「ことばの相談室」の利用者の方と関係を築く学生達は本当に素晴らしいと思います

なぜなら、机上だけでなく実践する中で気付く「手探り」は、臨床の中ではとても大事なことだと考えますし、コミュニケーションの大切さや難しさを痛感する良い機会にもなるでしょう


利用者の方の成長と学生の成長が見れる、最終の訓練日が楽しみです

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