「普通救命講習会」を実施しました!!
2013年8月29日
大阪市淀川消防署職員の方にお越しいただき、教職員対象の「普通救命講習会」を実施しました。
本校は、学校内外で救命処置が必要になった場合のために、正面玄関を入ってすぐのエントランスに、AEDを設置しています。
医療・福祉に携わる人材を育成する学校として、学校内外に関わらず、様々な場面で教職員が率先して人命救助ができるように、救命処置の勉強と、AEDの使い方の練習を行いました。
人材育成だけでなく、幅広く社会貢献できるように様々な試みを行っています。
まず、救命処置のDVD「あなたの勇気が、命を救う」を鑑賞しました。
救命処置の手順では、
①心停止の予防
②早期認識と通報
③一次救命処置
④二次救命処置と心拍再開後の集中治療の流れが重要です。
私達が、突然心停止で倒れてしまった人にできることは、②早期認識と通報、③一時救命処置の部分です。
まずは迅速に119番通報をし、救命処置として心肺蘇生やAEDの使用が有効であることを学びました。質問もたくさんさせていただき、有意義な時間となりました。
淀川消防署職員の方の、救命処置のお手本を見せていただいた後、実際にAEDを使用し、実習を行いました。
AEDの使用方法は、頭ではわかっていても、実際に救命処置を行なうとなると不安になります。
しかし、AEDの音声ガイドを落ち着いて聞き、その通りに行えば、誰にでもできるということを体験しました。
参加した教職員は、大きな声で声かけをし、反応の確認、呼吸の確認など、真剣に取り組んでいました。
今回の講習会を活かして、学内ではもちろん、普段の生活で救命処置が必要な場面に遭遇した時も、積極的に対応できるようにしていきたいと思います。