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理学療法士学科  『理学療法士学科同窓会 ~技術研修会~』

2023年8月30日

先日、理学療法士学科同窓会の技術研修会を開催しました


テーマは「原点回帰!臨床に活かす!下肢の触診技術!」で講師は茨木みどりヶ丘病院の原田宏隆先生でした

原田先生は本校昼間部4期生の卒業生であり、過去には非常勤講師として講義を行っていただいていました。

休日の中、30名の卒業生が本校の機能訓練室に集まりました



まずはじめに原田先生から本研修会の目標を提示いただきました

Targetとなる筋の構造特徴を理解すること

Targetとなる筋の触り分けができること

徒手による刺激での変化を体感できることを目標に講義と実技を行っていただきました



ウォーミングアップとして僧帽筋上部線維を触察し、その解剖学的特徴を紹介していただきました。



そして本研修会のテーマである下肢の触察に入っていきます

触察を学ぶ意義やポイントを提示いただき、デモンストレーション後に参加者同士で触察を実践しました



臨床でも治療の機会が多いであろう下腿三頭筋と大腿四頭筋に絞って行っていただきました

触察の手順を示しながらデモンストレーションを実施していただき大変わかりやすかったです

   


後半には本研修で学んだ触察技術を用いた治療応用を紹介していただきました

時間の関係上、実践まではできませんでしたが、どのように臨床に活かすのかを解説していただきました


最後に原田先生からのメッセージをご紹介します

「触察技術の熟達には、知識と技術を反復し高めていく必要がありますこれらを評価・治療に用いれるよう日々の臨床で応用していきましょう


参加者様からの感想も一部ご紹介します

「触察は曖昧であったが自信を持つことができた

「学生時代に戻って勉強ができて楽しかった

「臨床に対するモチベーションが上がった

「改めて体表解剖の大切さを実感した

「原点に戻って触察を勉強したい」と言った声を聞くことができました

本研修会のテーマでもあった「原点回帰!」することができたのではないかと思います


同級生もいれば、先輩・後輩がいたりと、対面開催ならではの交流も行うことができました

教員も卒業生と対面し、近況を教えてもらったり、卒業しても変わらない関係に嬉しく思いながら、臨床で悩みながら頑張っていることを聞くと頼もしくなったなと感心していました


卒業生の皆さま、ご参加いただきありがとうございました

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