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理学療法士学科　　『客観的臨床能力試験（OSCE）を実施しました☆』

2023年10月15日

昼間部2年生と夜間部3年生は「客観的臨床能力試験（OSCE）」を実施しました


【OSCE】とは、、、ペーパーテストによる知識重視の教育ではなく、判断力・技術力・マナーなど実際の現場で必要とされる臨床技能の習得を、適正に評価する方法。


【OSCE】では各ブースを用意し、ブースごとに課題を設定します

主に精神運動領域の技能面、情意領域の態度面を評価する試験であり、標準模擬患者を利用し、評価者と模擬患者が所定の評価用紙に従って評価します



この【OSCE】の結果で学生の準備状態を把握し、実習施設との指導計画を立案する参考にします


本校では、【移乗介助】【関節可動域測定】【徒手筋力検査】【ブルンストローム検査】4つのブースを設けており、学生は各ブースに1人ずつ入り、ブースを一巡します



【OSCE試験】当日はまず、各担任からの身だしなみチェックから始まります

身だしなみチェックが終わると、各ブース前で待機し順番を待ちます

試験前は緊張している様子がこちらにも伝わってきました


各ブースでは5分で与えられた課題を実施し、緊張しながらも多くの学生が練習の成果を出せていました


模擬患者は実際に臨床現場で働いている本校の卒業生に協力していただきました

日々、患者様に対して理学療法を実施している為、より現場に近い【OSCE試験】ができました



最後に各担任から一言


昼間部2年担任

「全体的に静かなクラスであり、実技試験が上手くできるか多少不安がありましたが、こちらの想像以上の結果を残してくれました。【OSCE試験】に向けて準備ができた結果と思います。安心して実習に臨み、成長できる学生達だと確信しました。また、【OSCE試験】を通じて、理学療法士を目指す為の良いクラスが出来てきていると感じました。今後もあまりプレッシャーを感じず、自らの課題に向き合い、出来ることをこつこつと継続していきましょう」


夜間部3年担任

【OSCE試験】に関しては早めから準備していた人、なかなか準備が始められなかった人で結果が変わったかと思います。やはり「練習量」がまずベースにあり、そこから「どうやるか」と質にもこだわる必要があります。この経験から【OSCE】だけではなく様々な計画性の大切さを再認識できたかと思います。ここから1年半、自分の管理をしっかりできるようにしていきましょう」


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