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言語聴覚士学科  『発話に限定しないコミュニケーション方法について考える』

2026年8月8日

2年生は、パシフィックサプライ株式会社様のご協力のもと、「AAC」(拡大・代替コミュニケーション)について学びました

さまざまな機器を実際に操作しながら、コミュニケーションの多様な方法を体験しました

【口でことばを話せない場合、どうやって伝える?】

多くの学生は、視線やうなずき、ジェスチャーなどを用いて、自分の伝えたいことを何とか相手に伝えようと工夫していました

一方、聞き手側は、相手が伝えようとしている内容を想像しながら、さらにその人の生活や背景にも思いを巡らせ、「伝えたいことば」を考えていました。

そして、お互いの思いが通じた瞬間には、笑顔だけでなく大きな笑い声もあふれ、教室中が和やかな雰囲気に包まれました。

今回の体験を通して、話しことばによるやりとりが成立する以前に、人と人との豊かな「やりとり」が存在することを実感できたのではないでしょうか。

言語聴覚士が小児分野で関わる保護者の方々からは、「ことばが出ない」「ことばの発達がゆっくりで心配」といった相談を受けることが少なくありません。

しかし今回の体験を通して、ことばそのものだけでなく、「ことばの前にあるやりとり」の大切さに改めて気づくことができていたらいいなと思います。

【例えば「ハンバーガーが食べたい!!」を伝える】

次に、さまざまなAAC機器を用いて、「重度の障害があり発話が難しい人は、どのように自分の思いを伝え、社会参加しているのだろうか」という視点で体験を行いました

学生たちは、「ハンバーガーが食べたい」「友達と話したい」「自分の気持ちを伝えたい」といった思いを、機器を活用しながら表現しました

実際に操作してみることで、コミュニケーション機器は単なる道具ではなく、その人らしい生活や社会参加を支える大切な手段であることを学ぶことができました



今回の授業を通して、スイッチ一つで意思を伝えたり、選択肢を工夫することで自分の気持ちを表現したりできることを学びました。

 

 

「AAC」は単なる機器ではなく、その人らしい生活や社会参加を支えるための大切な手段です

今後、言語聴覚士として対象者の方々と関わる中で、「その人が伝えられる方法」を一つでも多く知り、一緒に考えられる言語聴覚士の一人になってほしいなと思います。

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