入学予定者のためのブログ

一人暮らしセミナー『家計簿をつけよう』③

2020年12月27日

全3回シリーズでお伝えする『お金の管理について』、今回は第3回目の配信です

今回のテーマは『支出分はマイル&ポイントで取り戻そう』 です


第1回目と2回目は、下記の記事をご覧ください

★第1回目

https://www.ocmw.ac.jp/contents/blogs/49692

★第2回目

https://www.ocmw.ac.jp/contents/blogs/49964


①「自己管理できる」が大前提になります

支出には現金以外の支払い方法を考えましょう

ただし、スマホ払い・電子マネー・クレジットなどの決済手段を用いた、その時に引き落とされる(利用した)同額を、口座に入金、プールしておきましょう


②支払い方法

(1) 現金払い

(2) デビットカード決済

(3) クレジットカード決済

(4) 交通系/商業系電子マネーでの決済

(5) 各種ポイントカードなどでのポイント決済

(6) QRコード、バーコード決済

(7) キャリア決済


(1) 現金支払い  (2) デビット払い

確実で安全です

所有している額面を上限としての支払いになり、その場で決済完結となります

また、デビットカードの場合、即時支払いのため預金口座の残高を超えて支払うことはできません


(3) クレジットカード決済

月額設定限度内での支払いに対応でき、後払いのため支払い時に決済額相当の残高が預金口座になくても、引落日までに口座に入金できれば決済完了です

しかし、先払いのため利用には十分な注意が必要です


(4) 交通系/商業系電子マネーでの決済

各種電子マネーはチャージ型の先払い(Edy、ICOCA、Suicaなど)、後払い型(PiTaPaなど)に分かれ、【先払い型】はチャージされた分を限度額として支払いが出来ます

【後払い型】は、月間利用額に応じての割引などの利点があります


(5) 各種ポイントカードなどでのポイント決済

こちらは保有ポイントを使っての支払いとなるため、ポイントのみの支払いの場合、安心して利用できます


(6)  QRコード、バーコード決済

電子マネーと同様、事前にチャージ、クレジットカードと紐づけておく事で利用可能になります

各種キャンペーンが豊富に実施されているため、利用者が増加しています


(7) キャリア決済

購入した商品代金を月々の通話・通信料と合算して支払できる決済サービスです

口座振替が可能なため、クレジットカードが作成できない低年齢層も対象となり、設定限度額内での利用が可能となります

利用限度額は低いですが、現金が無くても決済できるため、こちらも十分な注意が必要です


③支出はマイル、ポイントで取り返す

世の中には、ポイント、マイル還元が蔓延っており、中でもマイル換算が一番リターンの幅が大きいと言われています

100円で1ポイント(1マイル)と計算すると1%還元となり、消費の際に1ポイント(マイル)の単価をいかにUPできるかが鍵になります

上手に使うと1マイルが10円を超える価値にもなります

自分のライフスタイルにあった還元プログラムを利用すればいいでしょう♪

旅好きな方にはマイルをおすすめします


④1マイルはいくら?航空券やポイント交換での価値を計算

特典航空券に交換の場合、

ANA国内線1マイルの価値は最大「約3~5円」 国際線1マイルあたり「約12.8円」

JAL国内線1マイルの価値は最大「約3.5~6円」 国際線1マイルあたり「約15円」

※シーズン、路線、クラス、座席供給数などにより大きく変動します


⑤電子マネー、クーポン、各ポイントへの交換

1マイル1円が基本ですが、交換レートにより1.5倍にもなり交換先によって大きく異なります

電子マネーへのチャージ、各ECサイトのポイントへも交換できます


⑥お得なアマゾンでの購入例

*直接アマゾンのサイトより購入(アマゾンポイント+支払い手段によるポイント)

*dカード ポイントUPモール経由でアマゾンサイトより購入おすすめ


・モール経由で現金購入(DポイントとAmazonポイントの2重取り)

・モール経由でクレジット払い(Dポイント、アマゾンポイント+クレジットポイント(3重取り)

・モール経由でD払い決済の引き落としはDカード(Dポイント×2、アマゾンポイント(3重どり)

・電子マネーにクレジットチャージをする事で3重取りも可能


一部の商業施設ではカードを提示し、ポイントや来店ポイントもあるため、4重取りも可能となってきますね

支払い方法、まめな情報収集、ひと手間をかける事により安く買え、ポイントが多くもらえます


⑦価格ドットコムのフル活用

物が同じであれば、安く購入するためにアンテナを張り巡らせましょう

各商品の最安値を一覧にしてくれる価格比較サイトの代表は、やはり価格.comでしょう

しかし、価格ばかりに目が行きがちですが、製品の価格推移グラフにも注目してみましょう

過去の推移を分析するといつ頃が買い時か見えますよ


市場は常に変動しており、定価は存在せず、市場が価格を決めます!

ニーズが高ければ上昇、低ければ値下がりします。

日付が変わる頃に価格が更新されることが多いので、深夜0時ごろにチェックしましょう

しかし、適正価格を外れる価格には裏(理由)があるため注意しましょう


⑧支払い方法は多様である

決済方法は多様化し、コロナ禍における非接触決済も進み、更なる多様化の様相です

それぞれの支払い方法のメリット、デメリット、自分のスタイル、無理はしていないかを十分に鑑み、お得なマイル、ポイント生活をしてみてください


クレジット払いは自動的に明細が作成されるため、家計簿にもなりますよ


アフターコロナを見据えて、ポイント➡マイルに変え、1マイルが最大10円にも化けますので、リスクを取らないポイ活を始めてみましょう


まとめ と 注意点

●リボ払いは使用しない

●クレジットカードなどの後払いは、決済額を準備できてから使う

●ポイント目当ての無駄な買い物はしない

●各種キャンペーンに躍らされるな

●ポイントの期限切れに注意

●ポイントの分散に注意

●年会費無料でも安易にカードは作らない

●マイル交換が一番使い道が多い


本日のまとめ

物の値段や適正価格を知り、費用対効果も鑑み、どの決済手段で、いつ、どこで購入、契約するかによって大きくコストが異なります

待てるもの、待てないもの、これらの判断も加味し、少しでもお得で損をしない方法は必ずありますので、実践してみてくださいね

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