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一人暮らしセミナー『家計簿をつけよう』②

2020年12月1日

全3回シリーズでお伝えする『お金の管理について』、今回は第2回目の配信です

第1回目の「収支を点検し支出の見直し」についての記事はこちらをご覧ください

https://www.ocmw.ac.jp/contents/blogs/49692


前回は固定費の見直しを行ったので、今回は変動費や特別費の見直しをしましょう


①変動費の見直し

毎月 固定費を捻出した後、いくら残っていれば生活できますか

家計の中でも一番「自分でコントロールする努力が必要」な支出が変動費です


「固定費」は一度見直したらその後は特に何度も見直す必要はありませんが、本当に家計を再生したい方は、「生活費」を毎月定額で済ませられているのか?を重点的に見直す必要があります


その時のちょっとした事情に振り回されて多くなったり少なくなったり、ジェットコースターのように支出が上下するようでは家計に振り回されてしまいます

「固定費」と「生活費」は毎月定額が家計管理の基本です


②特別費の見直し

「特別費」は、医療費・各種税金・原付や自転車などの保険料・年払いの生命保険・旅行・家電の買い替え・お祝い事・冠婚葬祭の交際費など、比較的高額になりやすい支出を指します

実は家計の中でも一番管理が難しく、「家計簿をつけていない、家計管理はどんぶりです」と言う方のほとんどが「特別費」の管理に苦労しています

予想外の突然の支出や毎月の収支が分かり、1年間経過すると前年を振り返る事により、特別費の予測もしやすくなります


③家計簿の選択

紙・アプリ・ソフトなど自分にとって使いやすく、続けれるタイプを選びましょう

また、それぞれの特徴、課金の有無、登録の有無、情報提供が必要なものなど、便利さの裏には理由があります


有料や何か情報を提供する形での無償提供のケースが多いため、自分にとって何が必要か不要かを明確にした方がいいですね


『紙タイプ』の特徴は、ずばり自由度が高いです手書きのため、好きな形で始められます

また、初期投資の購入費用のみで通信費も不要であり、情報漏洩の心配や追加費用が無いのも特徴です

ただ、計算などはアナログのため自分でする必要がありますが、一番始めやすく安全です


『アプリタイプ』は、便利さの反面、個人情報漏洩などリスクの恐れがあります

この様な懸念を避けるのであれば、紙家計簿がオススメです


アプリタイプの家計簿を用いる場合、登録不要・無料・使用データの提供を求めないアプリがベストですが、使いにくい・詳細分析が出来ない・有料になるなどの特徴が多いため、自分にあったタイプを見つけてください


本日のまとめ

「情報を制する」

情報には代謝があり、鮮度(最新の情報)と精度(精確な情報)が求められます

収支を記録し可視化する事により、物・事の適正価格(相場)が分かり、衝動買いや無駄な消費などが見直され、大事な収入を必要な消費にあてる事ができ、貯金にも繋がります

とりあえずやってみよう!でも構いませんので、まずは始めてみましょう

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