メディカルトレーナー部活動報告 @よるカモメ武庫川12時間走編
2016年8月2日
真夏の夜の武庫川河川敷のイベントで、これぞ「大人の夜遊び!」と言われている、「第15回よるカモメ武庫川12時間走」にメディカル・トレーナー部が救護ボランティアスタッフとして参加しました
この大会、ちょっと変わってるんです。。。
7月30日(土)の午後7時にスタートし、翌日31日(日)の午前7時までナント12時間という長丁場を1チーム5人以上のメンバーでバトンをつなぐというランニングイベントなのです
武庫川河川敷で行われたこの大会は「大人の夜遊び」「真夏の祭典」とも言われ、順位を争うのではなく、皆で楽しくランニングをすることが目的のイベントです
個性豊かなランナー達が多く、中には仮装をして走る参加者もいらっしゃいました
メディカルトレーナー部員たちは、夜から明け方まで12時間に及ぶ救護ボランティアを行うために、入念に準備を行ってきました
前日の夜遅くまで準備を行い、15時から現地で救護ブースの設営を開始しました
設営後、まだスタート前にも関わらずたくさんのランナーの皆さんがブースに訪れ、部員達はコンディショニングにあたりました
「武庫川よるカモメ12時間走」の参加者は地元の方が多く、アットホームな雰囲気の中で行われました
コンディショニング中にも会話が弾み、部員達の表情にも笑顔が見られます
いざレースが始まると、部員達の表情も一変
腰痛や脚の肉離れ、ランニング膝やアキレス腱炎といったランナーによくある症状に対し応急処置やテーピング、予防のためのトレーニングの指導などを行いました
懐中電灯をバトン代わりに走っているランナー達が多くいましたが、暗闇の中では足元が見えづらく、かなり危険です
幸い、大きなケガや転倒などでブースを訪れるランナーはいませんでしたが、レースが終了するまでブースを訪れるランナー達で途切れることはありませんでした
朝6時半にはラジオ体操(生放送)が流れ、もちろん部員達も参加
今回の大会に参加されたランナーの皆さんは、日常的にランニングに励んでいる方が殆どで、故障していても軽症で留まっている事例が多いという印象でした。
対応件数は、なんと70件以上 8O と、レース前の時間も入れると12時間以上にわたり、部員達は交代で仮眠を取りながら処置にあたりました
疲れを一切見せずに、1人ひとりのランナーにしっかりと対応している部員達の姿は本当に立派でした
レース終了後も、たくさんの方々から「ありがとう」と感謝のことばをいただきました
視覚障がいをお持ちの方々が伴走者の方と伴走練習を定期的に行っており、この大会にも参加された「長居わーわーず」の皆さんと記念撮影
レース中にブースを訪れ、部員が処置をさせていただきました
メディカルトレーナー部は、今後も今大会の主催者である武庫川スポーツクラブ様が主催されるランニングイベントの救護活動など、メディカル・サポートを継続していきます
活動の様子はブログで紹介していきますので、次回の活動報告を楽しみにお待ちください
スポーツ理学療法~メディカルトレーナー部の取り組み~