作業療法士学科「障害体験授業」を実施しました!!
2012年5月12日
入学してから早くも1ヶ月が過ぎました。
作業療法士学科の学生さん達も、少しずつ学校生活にも慣れ、勉強も頑張っています 
今回は障害体験の授業を実施しました。
その様子をご報告します。
高齢者や片麻痺（体の半分が不自由になったりする状態）などの模擬体験にチャレンジ！！
体験者には階段昇降やベッドへ寝たり起きたりする動作、段差のある畳の上に上がって畳の上に座り込んだり立ち上がったりする動作、浴槽への出入り動作など、様々な動作に取り組んでもらい、普段と比べて行いにくいところなどを感じてもらいました。
はじめは、体験するのを恥ずかしがっている人が何名かいましたが、徐々に真剣に、楽しそうに取り組み始めました 
体験者以外の学生は体験者の動きなどを見て、健康な人とどこが違うか、どこが大変そうか、などについて考えてもらいました。観察しながら皆積極的な意見交換が見られました。
膝の曲げ伸ばしがしにくい状況で浴槽への出入り動作にチャレンジ！！手すりがないと上手く出入りができない…(-_-;) 
片麻痺（体の右半分の関節の動きが不十分な状態）の設定で畳の上に座って寝てみました。
はあ～っ、疲れた… 
階段を昇るのも一苦労…
健康な身体のありがたみを実感… 
体験後はグループワークで話し合い！！色々な意見が出て、熱い話し合いになりましたよ～！！
今回の授業を通して、学生さんには患者様の立場に立って考えることの大切さを分かってもらえたと思います。
学んだことを、夏に行われる見学実習で活かして、患者様の立場や目線で考えた関わり方ができるようになって欲しいなと思います。
体験型授業は視野が拡がるいい機会ですね 
作業療法士学科ではこうした体験を通して学生さん達に「自ら考え、気付き、学ぶ力」をつけてもらえるような授業を行っています☆
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