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ボランティア部 活動報告です!

2015年8月10日

今回は「障がい者にとって安全な料理法の考案」を目的として、ボランティア部でカレーを作りました :restaurant:

以前の活動で購入した道具も使用しながら調理をしていきます :wink:

写真①

写真②

今回は目の見えにくい方を想定して調理をするため、シミュレーションゴーグルを使用します :scissors:

写真③

:flair: 左のゴーグルは進行した白内障を想定したもので、視力低下を再現できます :shine:

:flair: 右のゴーグルは進行した緑内障を想定したもので、視野が狭くなった状態を再現できます ;)

まずは使用する道具を洗うところからスタートです :up:

写真④

写真⑤

A・Bの写真の違いが分かるでしょうか?

Aの写真は視力低下の状態で物がはっきり見えないため、対象物を近づけて見ています :eye:

Bの写真は視野が狭い状態で、物ははっきり見えるものの全体像が分からないため、対象物を離して見ています :scissors:

写真⑥

どういう時に不自由を感じたのか、どうすれば改善したかを逐次メモします :pencil:

続いて野菜を切りますが、置いたまな板の色で見え方が変わります :roll:

写真⑦

写真⑧

白より黒の方が見えやすいということに気付きました :shine:

切る物の色に合わせて、白と黒の2色があると便利ですね :wink:

写真⑨

柔らかい食材は、100円均一ショップで買ってきたりんごカッターで安全にしっかり切ることが出来ました :good:

安全に物を切ることができる、というのは料理をするにおいて大切なことですね :happy:

写真⑩

写真⑪

今回は温める際に電熱線ヒーターを使いましたが、火力の大きさを把握しにくいことが分かりました :dash:

押しボタン式の物であればON/OFFや熱量のコントロールが簡単にでき、使い勝手が良いようです :heart02:

煮込んだカレーを紙皿に移しますが、やはり白い皿は分かりにくいようで、色のついたお皿のほうがよさそうです :note:

写真⑫

出来上がったカレーをシミュレーションゴーグルをかけたまま味わいます :restaurant:

写真⑬

写真⑭

最後は皆で今日の振り返りを行い、問題点やどうすれば改善できるかを考えました :shine:

ボランティア部は11月28日に大阪府内の病院内で行われる視覚障がい者やその家族を対象とした集いに参加し、歩行介助等のお手伝いをさせていただきます ;)

そこで「視覚障がい者が日常生活を送る上での便利なテクニック」という内容でディスカッションをしますので、今回学んだ内容を分かりやすくお伝えできるようにまとめたいと思います :shine:

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