作業療法士学科「第2回プレスクール」を行いました!!
2012年10月16日
10月15日(日)、作業療法士学科で「第2回プレスクール」が行われました。
プレスクールとは、来年4月に入学される皆さんの「入学前教育」の一つです。
その様子を報告します。
今回のテーマは「作業療法体験第二弾 」
作業療法では、「作業活動」を治療手段として使います。今回は、作業療法体験ということで、作品作りを実際に行ってみました。
第1回は「身体の側面」から筋肉の働きを分析するという内容でしたが、今回は個人作業と集団作業の違いに注目し、「心の側面」から作業を分析しました。
今回取り組んだ「作業」は切り絵です
今の季節にぴったりのコスモスを切り抜き、色を塗った障子紙に貼り付けて作品を完成させました。
初めて切り絵をする人も多くて手こずる人もいましたが、1回目に参加した人が分からない人に教えてくれていたので皆さん上手に作品を作っていました
切り絵ができたら今度は障子紙に切り絵を貼り付けて、作品作りです。各グループそれぞれにアイデアを出し合って、個性的な作品を作っていました。
ここからが作業療法士を目指す学生にとって本番です。今回行った作業を振り返ります。
個人作業と集団作業の違いや作業をすることで人の心に与える影響は何だったのでしょう??
今回はあえてプレスクールの中で答えは示さず、今日の作業療法体験の中で感じたことから答えを出してもらいました。
入学予定の方々の感想を紹介します。とてもよい視点で見ることができています
自分の好きなことに集中することで雑念が減少したり、ストレスなどから一時的に解放されると思った。
1つの作業でも、今、自分はどんな気持ちなんだろうとか、どんな筋肉を使っているんだろうとか、どんな効果がこの作業にはあるのかなど、興味を持って色々な考えを出すことで相手の作業を見たときにも役立つと思いました。
いろんな個性が集まって一つの形になっていくのが、作業療法の魅力!! 教科書に載っている答えだけでなく、自分自身の体験を通じてひとりひとりが自分なりの答えを見つけ出してくれました。
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