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言語聴覚士学科 1年生 失語症当事者の方と『対話会』を実施しました!

2019年6月26日

本校では毎年、失語症当事者の方を学校にお招きし、入学してから「失語症」について学んでいる1年生が、『対話会』を開催しています

失語症は、脳血管障害などの後遺症によって「話す」「聞く」「読む」「書く」といった言語面に様々な困難が生じます

例えば、TVを観たいので「リモコン」と言いたいのに「メガネ」と言ってしまったり、物の意味も言葉も知っているのに、うまく言葉に繋がらないということが起こります

言語聴覚士は、コミュニケーション障害の専門家として失語症の方のリハビリテーションを実施しています

言語聴覚士を目指す学生達は、対話会を通して失語症の方とのコミュニケーションを楽しむべく、そして言語聴覚士に期待することなど、色々なお話を聞かせて頂きました


「ようこそ!大阪医療福祉専門学校へ」学生代表挨拶から始まりました



グループに分かれて、今までの経緯や趣味など、学生以上にタブレットやスマホ等を使って準備をして下さった当事者の皆様

毎年お越し頂いている為、本当に学生に慣れていらっしゃいました



途中、サンシンの演奏に合わせて全員で「涙そうそう」を歌ったりと、とても和やかな対話会でした



グループで話をしたことを発表しました

失語症の方は、「聞く」よりも「文字を理解する」ほうが得意な方々が多いので、ホワイトボードにキーワードを書いて見せながら発表をしていきました

簡単そうで、これがなかなか難しいです



まもなく夏に入ります

対話会を通して学ばせていただいたことを言語聴覚士を目指す学生として、これからの勉強に精一杯活かしたいと思います


  


ありがとうございました

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