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メディカル・トレーナー部 FAIRY TRAIL 2019びわ湖高島トレイルランニング!

2019年7月5日

FAIRY TRAIL 2019びわ湖高島トレイルランニング in くつき メディカル・サポートの報告です


今年も滋賀県高島市教育委員会より出務要請をいただき、“FAIRY TRAIL 2019びわ湖高島トレイルランニング in くつき”にメディカル・スタッフとして2日間参加させていただきました

大会公式URLはこちら → https://fairytrail-takashima.com/


このレースは、日本の山岳レース界の“レジェンド”である鏑木毅さんがプロデュースされる大会で、世界中の森を駆け抜けて来られた鏑木さんが「妖精に出会える森」と呼ばれるくらいの美しさを味わえるコースであり、さらに西日本最大級の規模を誇る過酷な大会でもあります


6月29日(土)には高島市朽木体育館にて「前夜祭」が開催されました!

そこで、本校の理学療法士学科専任教員でメディカル・トレーナー部顧問の菊地淳先生による「トレイルランナーのためのコンディショニング&テーピング講座」が開催されました


講座の後には、出場登録されたランナーさんが20名来られ、コンディショニング指導やテーピングのマッチングを試され、明日のレースに向けて備えました


メディカル・トレーナー部員も翌日の出務に備え、ミーティング後、睡眠を取りました


レース当日は大雨が心配されましたが雨も上がり、朝の5時間、前日に予約されていたランナーさんから順次、スーパーロング(60Km)、ロングコース(40Km)の出場者を中心にコンディショニングやテーピングを行いました


6時30分にスーパーロングがスタートし、3時間後の9時30分にロングがスタート


その後、メディカル・トレーナー部員は、コース途中の第4エイドの救護に当たりました

第4エイドは、スーパーロング中盤の42Km地点、ロング中盤の22Km地点で、山岳コースから沢登りのコースに変わる地点です

この地点に到達する前に、雨に濡れた険しい山岳地帯を潜り抜けたため、スリップによる打撲や捻挫、転倒などの外傷から滑落による大怪我まで50名を超えるランナーさんの手当てを行いました


今回は、この第4エイドでの救護が慌しく、休む間もなく救護に当たることとなり、ランナーにとってもメディカル・スタッフにとっても過酷なレースとなりました


第4エイド終了後は、再び救護本部へ移動し、最終ランナーがゴールした19時、参加者全員の無事を確認しメディカル・スタッフの任務が終了しました

長く過酷な出務となりましたが、2日間の濃密な経験は、今後の彼らの医療活動に大きな糧となり、将来への財産となることでしょう

更なる高みに到達したメディカル・トレーナー部に今後も目が離せません

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