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作業療法士学科 教員・卒業生学術記~AONE認定評価者講習会~

2019年9月3日

今年も、毎年行われる『AONE認定評価者講習会*』に講師として参加してきました

この講習会は、福岡を会場として5日間行われます


初めて卒業生が参加し、久しぶりに講義を聞いてもらいました

5日間の長期講習会にも関わらず休みを使って参加し、卒後の頑張りが見られて嬉しいものです


こちらは、卒業生の感想です

今回の講習を受け、生活場面の影響が鑑別し辛い高次脳機能障害の特性を脳科学と併せて深く勉強する事ができました。

言語聴覚士さんや看護師さんと連携して、退院後の自立支援に向けた効果的な介入をしていきたいと思います。

長丁場の講習会で身体はヘトヘトでしたが、勉強以外でも、全国の作業療法士仲間と繋がりを持つ事ができ、沢山の刺激をもらえました!


近況も色々と聞けて、楽しいひと時でした

今後、『AONE』についての勉強会も開くことになりました 卒後も継続的に関われて嬉しいことばかりです


来年も行われるので、他の卒業生にもぜひ参加してほしいですね

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* Árnadóttir OT- ADL 神経行動学的評価法とは

アイスランドの 作業療法士 である Guðrún Árnadóttir 氏によって開発された、観察型の脳の責任病巣と機能障害を系統的に関係づけるADL 機能評価法で、作業療法士のみが受講できます。

生活に焦点を当てた作業に基づく神経行動学的評価法と呼ばれ、特に認知-知覚の障害のある患者に対し、ADL を妨げている原因に焦点を当てて評価を行います。

ADL を阻害する中核障害の絞込みが行えるため,介入方法の選択のために有用な情報を得ることができます。

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