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言語聴覚士学科 検査練習を頑張っています!~小児編~

2021年3月22日

言語聴覚士は、小児から高齢者まで幅広い年齢層の方々と関わります


今回は、小児の検査練習の様子を紹介します


本校の学生の就職希望は、小児と成人でいえば、成人希望が多いです

実際の就職も、成人への就職が多い現状があります

※本校HPより


成人現場に就職した場合、小児に触れる機会は少ないという声も聞きます
しかし、国家試験には絶対に必要な知識となりますし、自分自身や家族や友達など、人生において小児分野の知識が必要になる機会が学生には必ず訪れると言っても過言ではありません


成人の検査同様に、授業や検査演習で評価方法を学習したからといって、小児の検査も同様にそれで終了というわけではありません

子どもの興味や発達段階に合わせて実施するため、成人分野よりも検査教材が多いのが小児の特長です


まずは、使用する道具のチェック

はめ板を使用しながら、ことばの相談室で担当するお子さんならどれくらいできるかな?と実際のお子さんをイメージしながら検査を進めているグループもありました


こちらのグループは、検査項目を一から順番に実践する形で進めていましたよ

疑問点があれば、教員に聞いてすぐに解決


こちらのグループでは、ペアに分かれて絵カードや物品をそれぞれでチェックし、報告し合っていました


グループごとに勉強スタイルが違うことは、学生指導をしている中でいつもおもしろいと感じるところです

多様な学び方や考えがある中でも、時間内に解決させる協調性を持った学生たち

本当に素晴らしい


単なる検査練習に留まらず、言語聴覚士の質をも高める練習になっていると感じています


本校の学内実習施設「ことばの相談室実習」では、小児分野の訓練だけでなく、訓練計画を立案する過程や、来校いただくお子様のご家族とのコミュニケーションも実際に学ぶことができます


★ことばの相談室特設ページはこちら

https://www.ocmw.ac.jp/gakka/gengo/kotoba/


言語聴覚士として、患者様本人だけでなくご家族のサポートも行う志を持ち、 現場で活躍してほしいと願っています

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