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理学療法士学科 臨床実習前「感染管理」の授業を実施しました!

2021年6月7日

昼間部3年生は、5月31日(月)から始まる2ヶ月間の臨床実習に向けて、緊急事態宣言発令中による2週間前からの不要不急の外出自粛期間のため、遠隔授業を行っていました


しかし、残念ながら緊急事態宣言の延長で、臨床実習の開始は6月21日(月)からに順延となりました

でも!臨床実習に向け、準備を万全にする時間が増えたともいえます


今回は感染管理の授業のご紹介です

この日は、『標準予防策』・『感染経路別予防策』を学びました

夜間部4年生が実習に出る前に行ったものと同様です


これまでも学校で感染対策をしているので知っていることもありますが、実習に向かうにあたり、今一度、気を引き締めるために学び直します


『標準予防策』

最も重要なのが手指衛生(手洗い・手指消毒)です

各自、自宅の洗面所で実習です

特に汚れの残りやすい指先、指の間を洗うことが重要です


実際の臨床現場では、手指衛生のタイミングがWHO(世界保健機関)のガイドラインで定められています


その後、防護具を使用したガウンテクニックを学び、グループに分かれて一緒に防護具の着脱を練習しました

グローブ(手袋)、ガウン(またはエプロン)、マスク、ゴーグル(アイシールドまたはフェイスシールド)、ヘアキャップなど、着脱には正しい順序があり、実技を通して覚えます


『感染経路別予防策』

感染経路には、「飛沫感染経路」「接触感染経路」「空気感染経路」の3つがあり、病原体(菌・ウイルスなど)によって主な経路があることを知り、その経路別対策方法を学びました


緊急事態宣言の延長で3週間の学内実習を行い、さらに準備する時間が出来ました

感染管理をしっかりと行い、臨床実習をクラスメイトと一緒に完遂出来るように頑張って欲しいです

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