ブログ

視能訓練士学科3年制 『多職種混合チーム医療事例演習』が行われました!

2021年7月22日

大阪医療福祉専門学校と系列校の大阪保健福祉専門学校の2年次生を対象に、

「多職種混合チーム医療事例演習」が行われました


この演習は、

【視能訓練士学科】【理学療法士学科】【作業療法士学科】【言語聴覚士学科】【看護学科】

それぞれの学生が、一人のシミュレーション患者様(脳梗塞による失語症と診断され入院)を例に、「入院時の状況把握(ICF分類)」「検査や訓練時における注意点」「感染症対策」「退院支援」について1グループ5~6名、計40グループで話し合いを進めます


本来なら対面で行われるのですが今年度は全員遠隔(Zoom)で実施いたしました


チーム医療とは 、、

「多種多様な医療スタッフが、各々の高い専門性を前提に、目的と情報を共有し、業務を分担しつつも互いに連携・補完し合い、患者の状況に的確に対応した医療を提供すること」と定義されます


そして、その効果は

疾病の早期発見・回復促進・重症化予防など医療・生活の質の向上

医療の効率性の向上による医療従事者の負担の軽減

医療の標準化・組織化を通じた医療安全の向上

などが挙げられます


そこで大阪医療福祉専門学校では職種を越えて連携・協働する能力を身につけるための教育として「多職種混合チーム医療事例演習」が行われています


各グループの様子を伺うと、日ごろ面識のない他学科学生との授業は緊張感もありましたが、「積み木式自己紹介」等を行っていくうちに、次第に打ち解けディスカッションも深まっていきました


演習課題ではそれぞれの医療従事者の視点で書かれた専門的な患者情報を説明し、予め設定された課題について話し合いが行われました


まだ専門分野について学習途中ではあるものの、専門用語を噛み砕いて説明する姿は既に医療従事者に見えてきました


本演習は2週に渡って行われ、最後はグループ発表です

発表では様々な角度からの支援方法が生まれるばかりでなく、卒業後は大阪医療福祉専門学校の卒業生同士がチーム医療に貢献する姿も目に浮かびます

みんな最後まで頑張ってください


★視能訓練士学科3年制の授業の様子など、詳しい学科の紹介はこちら↓

https://www.ocmw.ac.jp/gakka/sinou2/

★夏の来校型オープンキャンパスのお申込みはこちらから↓

https://www.ocmw.ac.jp/event/e-0000029922.html

あわせて読まれている記事

記事一覧

もっと詳しく知りたい方は