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言語聴覚士学科  『「胸が苦しくなった」「一歩を支えたい」——失語症の日イベントで学生が得たリアルな学び【前編】』

2026年6月6日

「言語聴覚士って、実際に何をする仕事なんだろう?」

資格の名前は知っていても、現場でどんな人と関わり、どんな場面で力になれるのか——そのリアルな姿を知る機会は、意外と少ないものです


大阪医療福祉専門学校 言語聴覚士学科の学生たちは、4月25日の「失語症の日」に合わせて開催されたイベントに参加しました
教室で教科書を読むだけでは絶対に得られない、当事者とご家族の「生の声」と向き合う時間
この記事(前編)では、失語症の基礎知識とイベント参加の目的をお伝えします


そもそも「失語症」って、どんな状態?

失語症とは、脳卒中や事故などによる脳へのダメージが原因で、話す・聞く・読む・書くといったコミュニケーション機能が障害される状態です
知能や意識は保たれていても、言葉がうまく出てこない、相手の言葉が理解しにくいといった困難が生じます。
日本国内で失語症を抱える方は約50万人に上ると推計されていますが、その認知度はまだまだ低いのが現状です


言語聴覚士学科の学生たちが今回参加したのは、失語症の当事者やそのご家族が登壇するリアルイベント

参加の目的はシンプルです。
「当事者やご家族の声を直接聴き、自分にどんな支援ができるのか——言語聴覚士の役割を、自分ごととして理解すること。」

教科書の記述ではなく、そこにいる「人」の言葉で、失語症というものを知る。それが、この日最大のテーマでした


イベント後、学生たちから率直な感想を聞くことができました

「実際の困りごとが聞けて、勉強になった」

→教科書には症状の説明があっても、日常生活のどんな場面で困っているのかはなかなか書かれていません。
当事者の方が話してくださった具体的なエピソードが、学生たちの学びを一気に深めてくれました。


「突然、失語症になった当事者の方とご家族の話が印象に残った」

→失語症は、多くの場合ある日突然、訪れます。 昨日まで普通に会話していた家族が、翌日から言葉を失う。そのご家族の戸惑い、悲しみ、それでも懸命に寄り添い続けた日々——リアルな体験談は、学生たちの心に深く刺さりました。

「支援」とは、机の上だけで学べるものではないと気づかされた瞬間でした。


後編では…
学生たちが感じた「涙」と「一歩を支えたい」という想い、そして大阪医療福祉専門学校が大切にしている教育方針について詳しくお伝えします


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